レジェンドビギンズ:ロンメル到着をソロプレイする

亡くなった越田先生とプレイして以来ですから10年ぶりくらいでしょうか。今回は新たに手に入れてミントのままだった国際通信版です。
久しぶりにルールを読んで思ったのですが、基本的な移動や戦闘は随所にシモニッチらしい工夫はあるものの難しくはありません。
難しいと言うか面倒なのは、補給、補充、それに関連した鉄道輸送、海上輸送などの兵站関係の諸事諸々です。こんなにいろいろあったっけかなぁ‥と思いながら読みました。
ソロプレイしようと思って困ったのがマップの長さ。英語版ではマップは分割だったのですが、国際版は一枚に繋いであって良い仕事と言えばそうですが、我が家には置けるテーブルがなくて困りました。
プレイしたのはロンメル到着。一般的な北アフリカキャンペーンでは、冒頭の場面になりますが、本作はイタリア軍だけの時代をできるようになっているのでシナリオ3になります。マップの西端にいる枢軸軍が、まずベンガジ、さらにトブルク、そしてその先へと進む快進撃の時期です。正に「神話は始まる」の時期になります。この時期は、まだ両軍ともに北アフリカをサイドショウと認識していて兵力が少ないので、意外とプレイアブルですね。ロンメルが快進撃してから両軍は本気になって兵力をどんどん増強していくことになるのですが。
1ターンほどプレイしてルールの再学習と言う目的を達した所で終りにしましたが、結構、判らないことが多くてルールを読みまくり時間が掛かりました。ゲームは3月末に始まり6月終りまで、実質的には6ターンです。1ターンを1時間半くらいで終われば、一日で終りまで行く見当でしょうか。1ターンが7セグメントなので、1セグメントを10分強くらいで進む必要があります。いろんな補助作業の発生する第1セグメント以外は10分は無理ない水準なので、第1セグメントの補助作業をスムーズに進められるように関連ルールを良く理解しておくことが必要な気がします。対戦日までにもう1回ソロプレイする機会があると良いのですが。