懐かしの昭和プロレス:実は実力者なんです:ジェシー・ベンチュラ

bqsfgame2013-11-20

途中で立ち消えになった藤波の飛龍十番勝負の最終戦の相手を務めた。
AWAでアドニスと共に売り出し、WWFへ進出、そこから新日本へ。典型的な筋肉ファイターだったが、意外にもマイクパフォーマー系だった。後に政治家になって州知事を務め、大統領選挙に第三の候補としての出馬も噂された。「我々にはコカコーラとペプシしか選択肢がない」は当時の名言。喋らせれば正しく一流だった人物である。
国際に来日したポール・エラーリングとタイプも時期も被っており見分けが難しかったが、背が高い方である。
錚々たる顔ぶれだった十番勝負に抜擢されたくらいだから、新日本フロントの期待は高かったに違いない。しかし、本人のファイトも日本では受けにくく、藤波の良さを引き出すこともできずフェイドアウト。筋肉増強剤の影響とも言われる心臓病が発覚し、WWFでも大きなタイトルを取る前に解説者に転向してしまった。だが、政治家として成功したので、結果から見れば幸せだったのだろう。幸いにして健在、62歳。