懐かしの昭和プロレス:実は実力者なんです:トニー・セントクレアー

bqsfgame2013-12-05

この人はさらに死角に入りやすい。
新日本プロレスのジュニアヘヴィー戦線で活躍したので、ジュニアヘヴィーレスラーの印象が強くなってしまったからだ。
しかし、地元英国では1977年にブリティッシュ・ヘヴィー級王座を取り一年半に渡って防衛した列記としたヘヴィー級チャンピオンの一人だ。このベルトは英国のプロレス団体の変遷に従って団体を移動するのだが、セントクレアー自身も移動して90年代に至るまで断続的に王者として君臨し続けた。
新日本に第一次UWFが登場した時に、ジュニアヘヴィーで来日していたセントクレアーが「俺にも出来るよ」とコメントしていたと言うが、実際には見たことはない。
新日本で15年以上も活躍したが、晩年は斜陽化した欧州マットへ戻った。無我にトレーナーで参加すると言う話しもあったようだが脳梗塞で実現しなかった。現在、66歳。