ランダムに引いた結果は、「オーストリアハンガリーの支援」でした。
GJの「東部戦線、前進せよ!」で判ることですが、オーストリアハンガリーはWW1の開戦時の当事者の一人です。かつてのハプスブルグ大帝国の末裔なのですが、衰退著しく、小国のセルビアに開戦早々に手痛い目にあって脱落懸念が囁かれます。
と言うことで、ドイツ海軍としてはオーストリアハンガリーを支援して、その脱落を防止しようと言うことなのでしょうか?
この任務では、オーストリアハンガリーの艦がランダムに1隻増援として加わります。今回は軽巡洋艦、ノヴァラが加わりました。これに伴って開始時の配置港としてプーラ(現クロアチア)を選択できるようになります。アドリア海の袋小路に入ってしまうので良し悪しですが、折角の増援艦と合流できないのも悲しいのでプーラ出発を選びました。
そうすると、必然的にアドリア海の出口を哨戒しているイギリス軍艦船を含む事件チットのスタックと遭遇せざるを得ません。諜報活動で内容確認してからとも思いましたが、どの道、他に進路の選択肢がないので突入することにしました。
イギリス側は戦艦2、巡洋艦1、さらに駆逐艦などと言う強力スタックでした。
しかし、先攻を取れば、それなりに戦えます。ゲーベンの主砲で先制攻撃することで、イギリスの戦艦に砲損傷を与え、その攻撃力を半減させます。さらに機関損傷も出たので、雷撃不能になりました。
さらに、先手先手を取って、敵の攻撃力を削ぐ戦術が功を奏し、敵巡洋艦1隻を撃沈。戦艦2隻を損傷させ、最初の海戦に勝利しました。
このゲームでは1ターンが1日しかなく、本ミッションは6ターンしかありません。ですので、損傷させた艦はゲームに再登場しません。戦艦2隻をドック入りさせたのは大きかったと言えます。
しかし、その次のターンに地中海に進出した所で、今度はフランス艦隊と遭遇します。今度は、先制攻撃で相手を無力化できず、結果として増援艦であるノヴァラが撃沈されてしまいました。
このミッションの勝利条件は非常に厳しく、60点を確保してプーラに帰港しなければなりません。此処までの戦果は15点あるのですが、ノヴァラの沈没が減点されてしまうので正味はまだ一桁です。しかし、全6ターンの内の3ターンが既に終了しており、これは任務達成不可能と見て、ゲームを終了することにしました。