真田丸を2回目まで見る

bqsfgame2016-01-14

三谷作品ということで盛り上がっていますが、とりあえず2回目まで見ました。
初回は、録画視聴しましたが、気が付くとうたた寝してしまって巻き戻すこと数回。どうしても初回は人物紹介で寸が長くなるので止むを得ないでしょうか。
しかし、最後の20分くらい、武田勝頼の末路に入ってからは見応えありました。「下町ロケット」では小悪党でしたが、NHKの平岳大はさすがです。「カレ、夫、男友達」や「甲標的」の頃から、いつも安心して要の役を任せられます。まぁ、最初に死んでしまう役だから良く映っているというのは否めませんが。
草刈正雄は「篤姫」の阿部老中以来かと思ったら、「江」にも出ていたのですね。既に重鎮の一人ですが、この人になら真田昌幸を任せられます。
逆に心配なのは大泉洋ですね。「探偵はバーにいる2」、「まれ」など、最近は非常に印象が悪いので、できれば避けて欲しかったキャスティングです。
吉田鋼太郎織田信長は、これから真価を問われるでしょう。
草刈と共に既に重鎮になっている近藤正臣が、本多正信なのは安心感あります。長年、大河を連綿と続けてきたNHKならではの時代劇実績の高いキャストの層の厚さを感じます。
北条氏政の高嶋弟は、序盤のカギを握りそう。最近は悪役やマザコンなど幅を広げた活躍をしているので、化けてくれないか楽しみです。
ヒロインがまだ登場していませんが、長澤まさみが時代劇でどのくらいやれるかは未知数。「天地人」の時には脚本の迷走もあって、全然、力を発揮できなかったので雪辱戦です。