感想戦

提督さんから出た意見として、装甲部隊を最初から南東へ進めていたらどこまで行けていたかと言うのがありました。筆者はそれでもカスピ海までは無理と思います。提督さんはやってみないと判らないという意見。そこは今後、様々な所で本作がプレイされるようになって検証されていくのでしょう。
また、筆者からはノヴォロシイスク攻撃をしてみると、山岳部隊の山岳地形での移動力メリットが非常に大きいことをコメントしました。ですので、プレイの早い段階から山岳部隊を温存してノヴォロシイスク方面へ投入することを考える細かい気遣いが必要だったと思いました。
また、オプションKを使用しない場合のイタリア、アルペン師団の登場のダイスチェックは結果としてコーカサスでは意外なほど重要と思いました。イタリア軍がこれほど頼りになると思った東部戦線ゲームは初めてです(笑)。
テクニカルな話として提督さんから出たのは、防御力が4以上のヘクスへのモバイルアサルト。モバイルアサルトは防御力でコラムを決めて、戦闘比でdr修整します。ドイツが序盤で多用するのは、防御力3のヘクスへの3対1攻撃で+1というケース。しかし、この表には防御力8以上の欄まであるので8以上はともかくとして、防御力4や、5の欄は実用に耐えるというデザイナーの意図があるのではないかというのです。
モバイルアサルトには空軍修整があるのですが、コーカサスソビエト空軍は非常に少なく、モバイルアサルトをドイツが波状攻撃すると、最初はともかく2回目、3回目には一方的に航空支援できて、それによる+2修整が得られます。そうすれば、防御力が大きくて戦闘比が立たなくても、行ける可能性があるという訳です。これは傾聴に値するのですが、貴重な装甲部隊の損害リスクを取ることになるので、かなり強い目的意識を以って実行する必要がありそうです。
そんなこんなで、まだまだこれから研究が進んでいきそうな部分があり、プレイアビリティが懸念していたより高いこともあって、またプレイすることがありそうです。
もう一度、繰り返しておきます。
青作戦のゲームは、これ一つあれば良い‥と個人的には思います。
ブランチェットの次回作(VCSハリコフ)も楽しみにしています‥(^o^)