シーズン5の第11話目です。
ジンは気が付いてトランシーバーでラフルアにサイードに襲われたことを報告した。そして、重体のベンを運んでバラックに戻る。
ケイトはアーロンを連れて、キャシディーとクレメンタインを訪ねた。キャシディーは、話しを聞いてアーロンがケイトの娘ではないことに気付いた。
ベンの手術は、ルッキンググラス基地に出張中の医者に代わってジュリエットが行うことになった。しかし、外科が専門ではないので手に負えない。ソーヤーは覚悟を決めてジャックに頼むことにした。しかし、ジャックは断り、ベンが死んでも止むを得ないのではないかと言い出す。マイルズとソーヤーは、その場合のタイムパラドックスについて議論を始める。
ジュリエットの応急処置は成功して一時的に安定する。だが、このままでは治る見込みもない。そして、彼らなら島の力を使って治せるかもと思いつく。その話しを聞いたケイトは、自分が連れて行くと言い出す。ジュリエットには失うものがあるからと言うのだ。
ケイトは、キャシディーに島へ戻ることを相談する。その後、クレアの母親の所に行って全てを説明してアーロンを引き取ってもらう。そして、自分は島に戻ってクレアを捜してくると告げた。
超音波フェンスまで来たケイト。そこで、彼らが来ないかと様子を窺うが、後ろからソーヤーのヴァンが来た。彼は、ジュリエットに言われて手伝いに来たと言う。フェンスを解除してベンを抱えてソーヤーは、森へと入っていった。ほどなく、他のものの一団が銃を構えて現れた。リチャードもやってきて、ラフルアの話しを聞いてくれた。彼は島の力で治せると思うが、そうすると少年は純真さを失って取り戻せなくなると言った。それでもラフルアが引かなかったので、彼は少年を抱えて森の中を遺跡のような建物へと連れて行った。
大人のベンが横たわっている。彼が気が付くと、そこにはロックが立っていた。ロックは言った。「お帰り、生けるものの地へ」。