バットマンエターナル(上)を読む

bqsfgame2018-10-25

再読です。
短期間で再読すると、いろいろ整理されてグッドです。
ピッグ教授の犯罪を阻止しようとするゴードン署長が、誤って空手の人間を撃って地下鉄事故を起こして逮捕されると言う衝撃の冒頭。この話しのカラクリは中盤に、駅で何もせずに突っ立っていた男を南米まで追いかけたバットウーマンとレッドフードが、ドクターファルサリスというヒュプノの仕業と暴きます。しかし、直後に彼は殺されてしまい、黒幕を把握できません。
一方、サイドストーリーではあるのですが、アーカムアサイラムでは異次元との扉を開く儀式が行われています。そこでは、ブラックファイアー助祭と、テンアイドマンが暗躍しています。この場所へ進入するために地下水道を熟知したキラークロックの手助けを借ります。
クルーマスターは、シグナルマン、ラットキャッチャーらを使って交通渋滞や水道品質低下と言った地味な市民生活へのストレスを掛ける仕事をしていて、彼もまた黒幕の手下に過ぎません。うっかり娘に陰謀に気付かれてしまい、黒幕から娘を消すように指示されて本当に殺そうとします。
ファルコーネとペンギンの組織抗争は激しくなる一方ですが、ファルコーネの前の闇社会のボスが刑務所に登場し、実は彼がキャットウーマンの父親だという事実が判明。彼はキャットウーマンに闇社会の支配者を目指せと嗾けます。
キャットウーマンと因縁のあるフェリーマンと言うイーストサイドの中堅クラスの組織の幹部が登場したり、一匹狼のヒットマンであるフラミンゴが登場したり。
それにしてもヴィランズの登場人物が多すぎるくらいに多い作品です。誰と誰に関係があるのか相関図が欲しい所ですが、どこかにないものでしょうか(苦笑)。