昨日の記事の確率計算に誤りがありました

>まず、最初の1回目で失敗することがあります。つまり、1ターンお休みが突然発生します。これが無視できない確率であります。上記のマールバラのケースでは、1/6の確率になります。タラールだと、実に1/3になります。言い換えれば、マールバラの2回目も1/3で失敗です。

 

申し訳ありません。

 

失敗の確率をコンビネーションで計算しましたが、赤と白のダイスに交換性がないので、順列で計算すべきでした。

 

ですので、マールバラの1回目の失敗確率は、1/12、タラールのそれは1/6でした。

マールバラの失敗確率は、

3/36、6/36、10/36、15/36と推移します。

各段階での失敗確率が出ると、何回目で実行が終了するかの確率が出ます。それに回数を乗じて累加してやると、全体の期待値が出ます。

結果として、マールバラが命令できる回数は、2.73回と計算できます。ですので、マールバラで2回くらいと言うのは誤っていました。しかし、結論には大きな影響はありません。

ちなみにタラールの場合は、1.98回となります。ですから、3回と2回というイメージで考えれば大体まちがいはありません。もちろん、これは期待値ですので、分布は回数の大きい側に長くテールを引いており、マールバラなら最大9回、タラールなら最大8回まで在りえます。こうしたビッグターンをここぞという場面で振り出した方が勝機をつかむのではないかと愚考します。