とうとうシナリオ3まで進んできました。
シナリオ3では、地上レーダーが2基に増え、さらにサーチライトがフル稼働します。
サーチライトの威力は見事です。各サーチライトゾーンに爆撃機が入ってくると、自動的にサーチ状態に入ります。そこでサーチロールして機体とマッチングすると正確なへクスが判ります。
この状態はタリーではなく、フィックスと称します。
タリーは戦闘機パイロットが肉眼で爆撃機を確認している状態で攻撃可能です。
フィックスは、サーチライトで爆撃機を照射してパイロットが確認しやすくなっている状態を表します。戦闘機は視認範囲を持っていますが、通常は0から1へクスです。しかし、サーチライトフィックスされている機影は、視界が良い時なら5へクスまで見えます。素晴らしい。
個々のサーチライトの照射範囲は限られているので、次のサーチライトのゾーンに移ると、ハンドオフチェックが必要です。4ダイスを振って機体とマッチングすれば次のサーチライトにフィックス状態が引き継がれます。
いずれにせよ、戦闘機がいない場所でも自動的に爆撃機の概ねの挙動が判り、さらに長距離からでも視認可能になるのですから、シナリオ2と比べても圧倒的です。
唯一の問題点は、サーチライトゾーンは味方陣営に近い所にあるので、そこで視認しても攻撃する時間的余裕が少ないことです。