WOWOWです。
カドカワ映画。
見たことがあるように思っていたのですが、随所に知らないエピソードが登場したので、ちゃんと見るのは初めてかも。
原作とはいろいろと異なっている所があり、特に潜水艦のエピソードが違うのは、個人的には気になりました。
それらはそれらとして、全体として見応えのある映画に仕上がっていて、小松先生が自身の作品の映像化の中で一番気に入っていたというのは、ナルホドと思います。(と言うか、他にあまり良いものがないという)消去法かもしれませんが。
一部に、アレ?、それは他の小松作品からではと思うものもありましたが、それはアリとしましょう。
時節柄、コロナウィルス関連で放映されたかに感じてしまいますが、実際は深作監督の生誕90年記念特集の一環だそうです。たまたまタイムリー放映になりました。
人間の重ね重ねの愚行を描いていて、非常に考えさせるのは小松作品として、とても良かったと思います。