ルールを再再読しました。
シンプルに行きましょう。
2.1.5 謀反ユニット
謀反者の統帥地域にいるユニット
謀反の定義はリーダーやユニットに対して成されます。外征に成功したローマの将軍が野心を抱いて自ら皇帝を僭称するケースを想定しているようです。その僭称者を支持するのが謀反の賛同者です。謀反者が現れると、各イベントフェイズに、各総督は皇帝と各謀反者のいずれを支持するかをチェックします。謀反者を支持すると、その総督の統帥ボックスに謀反カウンターを置いて表示します。
謀反者は自分の部隊と賛同者の部隊を使用して外敵と戦うことができ、また皇帝と内戦を戦います。
内戦の結果、謀反者が皇帝を倒すと新皇帝になります。
皇帝は、毎ターン必ず存在している全ての謀反者と内戦で戦わねばなりません。謀反人は一人とは限りません。
4.2.5 造反州
造反カウンターが置かれた州であり、蜂起したら古参同盟州となるが、蜂起チェックが総督の軍事力以下ならローマ与党州となる
造反の定義は州に対してされます。同盟州よりローマ寄りで、ローマ与党州には至らない状態です。造反州は11.1.3のローマ化ルールにより同盟からローマ内部に同化されていきます。
造反はローマに対して反旗を翻している訳ではなく、ローマの徴税や徴兵がスムーズに実施できていないだけです。そういう意味では訳語の選択が良くなく、ローマ与党州という用語を使うなら、「ローマ野党州」くらいの感じで良かったのではないでしょうか。
造反と謀反が存在すると、謀反人に傾いているのが造反州かと言う第一印象を強く受けてしまいルール誤解のもとになっているように思います。