図書館です。
予約した時には20人待ちくらい。しかし、蔵書が一冊しかないので貸出期間2週間を乗じると40週間待ち。10か月近く待たされました(苦笑)。
アンディ・ウィアーの第3作。
これは圧倒的に面白いです。「アルテミス」はもちろん「火星の人」と比べても面白いのではないかと思います。
ネタバレ注意!
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太陽の照射エネルギーが低下して新たな氷河期が予想されます。原因を調べていくと、太陽のエネルギーを直接吸収する微生物アストロファージの仕業です。
さらに近隣の恒星も軒並み照度が低下しており、一種の銀河規模の伝染病であることが判ってきます。
ところが、タウセチだけが症状を示しません。
そこでタウセチまで探検隊を大至急で送り込むという話しです。
で、現代編はこの探検隊の宇宙船内でコールドスリープから目覚めた主人公が、事態を把握して、さらに別の恒星から同じ目的できた探検隊とファーストコンタクトを達成して、バディを組んで対策を自分の星に持ち帰ろうとする話です。
一方、回想編では地球で探検隊を組織して飛び立つまでをやります。
この2つをスイッチバックしながら上下二巻本を疾走していきます。