鉄は熱い内に鍛てと言うので、4ページの抄訳も付けていただいていたので読んで、さっそく取り組んでみました。
ハンドサイズが4枚しかないカードドリヴンです。
相手陣営のイベントカードをOCで使用すると、相手のイベントが発動するシステムです。「トワイライトストラグル」と同じです。
カードデックの枚数が26枚しかありません。さらに、イベントとして使用されるとカードは焼かれてしまう(ゲームから取り除く)のです。
で、カードデックは毎ターン切りなおしますが、この時に12枚を切っていると終了してしまいます。
それとは別に、毎ターンエンドに地域ごとに支配権を判定し、支配地域ごとに1点を得られます。
地域数は7つありますので、いずれかの陣営は4点以上を取ります。で、累計12点に達すると勝利です。
なので、優勢が続けば3ターンくらいで勝ってしまえます。
と言う訳で、非常に決着が早いゲームのようです。
たった12点を争っているので、1点の価値が高く、非常に緊迫したプレイを迫られるのですが、いかんせんソロプレイでは両陣営の様々な手段(カード)に気配りしてプレイできません。
相手をしてくださる方がいるなら早めに対戦して真価を問いたい処です。
1エリアのスタック制限は3ユニット。
それとは別にギリシャ側はターンエンドにギリシャ補給源から補給線が引けないエリアでは1ユニットを除去しなければなりません。
ちょっと曲者なのが、セットアップ段階でエルサレム北西のギリシャ軍はいきなり補給切れです。
なので、ギリシャ側はまず補給線確保のためにユダヤ側拠点を攻撃する強い動機があります。
地域は7つと言いましたが、エルサレムは単独エリアで単独地域を形成しており1VPに確実になるので、その争奪戦も活発になります。
と言う訳で、割とお互いに活発に攻撃しあう展開が誘導されているように思います。
前述したように、ゲームは早々に終わってしまうので様子見をしているような時間的余裕がありません。その意味でも、最初からクライマックスみたいなゲームで、中だるみなしのようです。
しかし、北西部のギリシャ軍は補給が通じておらず依然として苦境にあります。
ゲーム終了です。カードデック枚数が11枚になってしまって終りました。
ユダヤ側が9対8の一点差で辛勝しました。
もともと一点が重要なゲームですが、その一点で勝敗が決まるとは、非常に緊迫したタイトなゲームです。