フェンス:第3回を見る

 ジェイを訴えた絹ですが、自分でも夜の現場に出て捜索するべくアメジョの先輩に紛れて宮部へ。しかし、そこへ聞き込みに来たいーさんに見つかってしまい、何をしているんだと怒られてしまう。俺の好きな絹はこんなことをする女ではなかったと言われて、最初からそんな女はいないと反論し正面衝突します。ここらへんの男と女の主張の激突も本作の一つの焦点です。

 男が思っている「いい女」は男の妄想。他方で女も「ヤリたい時がある」という主張も登場します。

 第3話の副題は「ヒヌカン(火の神)」で沖縄で台所に祀る家を守ってくれる神様。台所に置くことから主婦が迎え入れ面倒を見るものなのだそうです。

 犯人のジェイの妊娠している婚約者(松田るか)が登場し、彼は妹を失っているからそんなことをするはずがないと主張します。しかし、一方で彼女は事件の夜の深夜に彼が外出したことを記憶しており、もしかすると犯人なのかもと言う不安と板挟みになります。

 松田は二人で結婚して済む予定の新居にヒヌカンを迎え入れる準備をするのですが、彼が聴取を受けるに至って一旦、準備を辞めることにします。

 特別出演枠の新垣が登場してきて被害者の電話カウンセリングに応じます。野木との関係もさることながら、彼女もウチナーンチュであることが重要なのかも知れません。