遥かなる山の呼び声を見る

 最終回を無事に見ました。

 出所して来ても民子に連絡を取らない耕作。そんな兄を心配して自分が勤めている警備会社に紹介する妹の加奈(真飛聖)。

 たまたまピアノコンサートを聴くために札幌に来た武志が耕作を見つけ、コンサートに誘い、そこで発作で倒れてしまい耕作は武志を救護して釧路まで車で送ることに。

 偶然会った昔の知人が送ってくれるとだけ聞かされていた民子は、耕作を見て唖然とします。「ここで告白するんだ!」と見ている方はつとに思うのですが、二人とも頑固者で自分から言おうとしません。それでも民子は翌朝、厩舎の仕事を手伝ってくれた耕作に「つまり、わたしが昨晩言いたかったのは、わたしはずっとあなたのことを想っていたということです」と言います。

 それに対して耕作は、「奥さん、人を一人雇ってもらえませんか。図体ばかり大きくて中身のない男ですが、牧場の仕事は一通りできます。給料は要りません」と言い、民子はついに耕作の胸に飛び込みます。

 やれやれでした。

 阿部寛常盤貴子と言う今までの連ドラにありそうでなかった組合せでのラヴストーリーに個人的には大いに満足しました。また、「愛していると言ってくれ」も見なくては。

 あと後半では真飛聖がかなり活躍しました。「PTAグランパ」はもう続きはやらないのでしょうか?