1月から4か月ぶりにSKです。
今回も東部戦線。と言っても前回は、スロバキア対ポーランド、今回はドイツ対ソビエトです。
1941年8月、スモレンスク前面です。
ドイツ軍側は中央軍集団のフォン・ボックの部隊だそうです。つまり、PGGの冒頭部分になります。
地図盤iです。
向こう側からドイツ軍が侵入してきます。
二股道路の分かれ道の所にある三軒の建物にソビエトの一部の部隊をHIPできます。ただし、特別ルールでドイツユニットに隣接された瞬間に盤上に現れることが規定されています。
なので、ドイツ軍は2号戦車でいきなり突進してきて隣接。その瞬間にATRを持った4個分隊が盤上に露見してしまいます。偵察用AFVの使い方としては教科書に載っていそうな‥。
もちろんこちらは、1ヘクス射程でATRを撃ち込みます。さすがにATRでも隣接ヘクスだと2号戦車くらいは貫通します。一両撃破!
その後ろの勝利条件を争う集落です。右上に前の写真の部分が写っています。
8月ですので、思い切り茂っている麦畑。
敵は麦穂を揺らしてやってきます。
↑「敵は青田をこねてくるであろう」のオマージュ。
ソビエト軍の臨機射撃の出目がピンゾロで、いきなり1KIAでドイツ軍分隊を撃破。幸先良いです。
この日は両軍のダイスが非常に走って、両軍合わせてピンゾロが10回以上は出たのではないかと思います。
中央の集落の右側面の麦畑を突っ切ってきたドイツの3号戦車。
ソビエト軍の45L対戦車砲(HIPではありませんが、設置状態)が火を噴き、これまたピンゾロ。クリティカルヒットで一撃貫通です。
このくらい至近距離だと、クリティカルでなくても撃ち抜けそうなくらいなのでクリティカルだと紙模型を撃っているかのようにサクサク抜けます。
今度は正面から別の3号戦車です。追加射撃で旋回して撃ちます。これまたクリティカルヒット! なんと簡単に撃ち抜けることか。
中央では戦車を2両撃破して意気上がりますが、前哨ポイントではドイツ軍の有力な歩兵部隊に包囲されて潰走不能となって全滅してしまいました。
まぁ、5ターン半しかない時間がソビエト軍の味方なので、時間を稼いでくれたことをもって良しとするしかないでしょうか。
中央の集落ですが、今度は左前方からドイツ軍の第二波がやってきました。
走行不能のBT戦車で2両目の2号戦車を撃破しました。
しかし、ハッチを開けていたので、歩兵射撃により麻痺してしまいました。まぁ、麻痺くらいなら許容範囲か。
今回大活躍のソビエト45mm対戦車砲。最後の3号戦車を撃破しました。さすがにピンゾロではありませんでしたが、3です。
これで5両あったドイツ戦車を全て撃破しました。残念なことにドイツ戦車を撃破しても一点にもなりませんが‥。
ドイツ軍は鹵獲したソビエトのATRを使ってBT戦車を射撃。これもクリティカルヒットで貫通です。
両軍合わせて7両の戦車で、最後まで生き残ったのはソビエト軍の増援のKV1だけでした。
ドイツ軍の左翼からの攻撃を頓挫させれば、中央の集落を確保して逃げ切れるので、75mm砲を積んだKVを前面に繰り出して、どんどんドイツ歩兵を撃ちます。
ただ、KV戦車は撃破すると3VPという特別ルールなので、ドイツはここぞとばかりKV戦車に肉薄してきます。
終了図です。
中央の集落の2ヘクスをドイツに一時占拠されましたが、それらも奪回して得点的には圧勝です。左下のモーションカウンターは、歩兵に襲われて逃げ出したKV戦車です。