べらぼう 第34回 ありがた山とかたじけ茄子 を見る

 11月は頑張って8回見ました。

 さて、定信の老中就任以後、田沼派への追及は厳しさを増し、勘定組頭の土山は厳罰を恐れて逐電しました。自分がスパイとして蝦夷地へ送り込んだ東作を頼って北へ。しかし、捕らえられ江戸で打ち首に。
 この話しが伝わって蔦重の周りでも四方赤良などは、狂歌も戯作ももう辞めると言い出します。定信の倹約令を茶化した狂歌を書いたのはお前かと詰問され、沙汰を待つように言いつけられたというのです。
 蔦重は、こうした倹約一筋で面白くない世の趨勢にあらがう手立てがないものかと考え始めます。しかし、定信を正面から批判するのは危険すぎるので、定信も喜ぶ田沼批判の建付けで、ご政道への皮肉を埋め込んだ黄表紙を作ろうと思いつきます。
そのために、わざわざ田沼屋敷に行って本人に、田沼様を貶める本を出すことにいたしますと伝えます。

 田沼は、もう今の自分では何もしてやれることはないと言いつつ、好きに書いてよいとつげ、蔦重はありがた山と述べ、田沼はこちらこそかたじけ茄子と返します。