アメリカンメガファウナの難点

bqsfgame2006-06-19

アメリカンメガファウナにはいくつか難点がある。
先ずプレイ前の準備段階のところで、
1)ルールの書き方が良くないためわかりにくい
2)DTPに毛が生えた程度で工作が必要である
そしてプレイする段階でも様々な不満がある。
3)プレイタイムが長すぎる。全41ターンあるのだが、1時間で5ターンほどのペースだったので、恐らく8時間以上コースではなかろうか?
4)161枚ものカード(タイル)が用意されていながら毎ターン1枚ずつ合計41枚しかプレイで使用しない。
5)新種やDNAが繁栄のために必要だが、上述のように毎ターン1枚ずつしかめくらず、しかもカタストロフィや外来種というネガティブなイベントものも混じっているため手に入りにくい。このため序盤ではプレイヤーの脱落が非常に生じやすい。脱落者の再参加も一応は可能なのだがかなり不利になる。
全体として、プレイして楽しむ‥という思想でのデベロップメントはされておらず、進化シミュレーションとしての精度を重視したデベロップをしていると言えよう。アメリカンシミュレーションゲームと、ドイツゲームのスタンスの差を明確に感じさせる作りと言ってもいいと思う。
ただ、個人的にはゲームサークルの例会の範囲でプレイできるようにして再度の日の目を見せてやりたいと思う。そこで、先だっての「サンダーズエッジ」ですっかり度胸も付いたので思う存分自分でリデベロップ(アレンジ)してしまうことにした。具体的なアイデアもあるのだが、それはまたの機会に‥(^o^)