スタートレック2〜4を見る

「コバヤシマル」をプレイしたり、次に「スターエクスプローラー」をやろうかと思っていたりするので、レンタルDVDで映画版の「スタートレック2」、「スタートレック3」、「スタートレック4」の三部作を借りてきて見た。
以下、ネタバレ注意‥(^_^;
2は「カーンの逆襲」でTVシリーズで登場したカーンがエンタープライズ号とカーク船長への復讐を目論むエピソード。エンタープライズ号は危機を間一髪で脱出するがエンジンの緊急作業を買って出て被爆したスポックは死んでしまう。3は、スポックがマッコイの中に心を残したことがわかり、一方ジェネシス計画の作用でスポックの体も甦っていることがわかり、再び問題の惑星に赴いて両者を融合させスポックを復活させる話し。しかし、廃船予定のエンタープライズを出航させるため面々は連邦艦隊の法を破ることになる。4は、地球に出頭しようとする面々が地球上空に戻って見ると、謎の宇宙船が既に絶滅した鯨に呼び掛けるために地球上空に登場、エネルギー吸収とメッセージの強力さに地球の人類文明を破壊しかけているという場面に遭遇。20世紀に戻ってクジラのカップルを現代(23世紀?)に連れ戻してメッセージに応答させると同時に絶滅を回避しようとタイムワープする。
まとめて見たが三部作と言いつつ、確かにストーリーは繋がっているが作品の監督もタッチも違う。逆にTVシリーズ時代もそうだったが様々なタイプのエピソードが楽しかった。4は、公開当時捕鯨が国際政治的な問題になっていて捕鯨国である日本はアメリカとはスタンスが大きく異なっていたことから映画も政治的な議論に巻き込まれた。しかし、今になって改めて見るとエンターテイメントとして良くできた作品で、特に23世紀のお馴染みの面々が20世紀に行くと頓珍漢なことがいろいろと起きるのが楽しい。タイムパラドックス的なエピソードも織り交ぜて素敵な仕上がりだと思う。TVシリーズ時代もタイムワープものや、多元宇宙混線もののエピソードは楽しかったものだが、映画の枠の中で満喫できる作品だったと思う。
それにしても思えば最初のTVシリーズから既に当時でも久しかったわけで面々が年を取ったと言う感じは否めない。スコットは恰幅が良くなってしまったし、一番若いはずのチェコフも立派なものだ。スールーは余り変わっていない。