なつかしの昭和プロレスラー:ロン・シモンズ

bqsfgame2011-07-07

NWA時代にはとうとう黒人チャンピオンは誕生しなかった。
その実質的な後継団体であるWCWで最初に黒人チャンピオンになったのが、ロン・シモンズ。
シモンズ?
誰のことかと思ったらファルークのことである。筆者がNYに行った1999年には、リングには登場せずバックルームのバーでブラッドショーと二人で飲んでばかりいた。金さえ出せば誰のボディガードでも引き受けるアコライツ警備保障の片割れである。
ブッチ・リードのパートナーとしてタッグチームDOOMで活躍。この時のマネージャーがセオドア・ロングだと言うから業界は狭い。
1992年にビッグバン・ベイダーを破ってWCWで戴冠。黒人世界王者は、WWAのボボ・ブラジル以来と言うから四半世紀ぶりと言うところだろうか。
WWFでも黒人至上主義グループNODを率いて悪役エースだった時代があると言うが筆者は知らない。フロントがロック様をヒールターンして売り出すために、NODを乗っ取らせたために雌伏することに。アコライツ警備保障でヴィンスの警備をするようになってからタッグ戦線に再浮上。その頃が筆者の知るファルークの晩年(?)。