懐かしの昭和プロレス:永源遥

bqsfgame2012-06-11

永源は少し下って1946年生まれになる。意外に若いと思うのは筆者の個人的な感想。
意外なことだがプロレス経歴は東京プロレスが出発点と言う数少ないレスラーの一人である。東京プロレス崩壊後に日本プロレスに加わった。そういう意味では、実は外様の出発だった。
アメリカ武者修行後に新日本プロレスへと移籍し、中堅レスラーとして屋台骨を支えた。ドン荒川との前座の名物試合は、ショーマンシップに富んだもので、後の悪役商会への伏線とも言うべき流れだったそうだが、筆者は見たことがない。
猪木の項で述べたレスラー大量離脱の時に、意外にも維新軍と何の関係もなかったのに同じコースで全日本マットへ。そこでは、今度は百田と名物マッチを繰り広げた。
馬場と木村の大物タッグがメインから撤退すると、これと戦う悪役商会を組織して前座の名物試合として会場を盛り上げた。
レスラーとしての実績はそれほど目立たないがタニマチ受けが良く営業力を買われて団体分裂時期には引く手あまただったと言う。
還暦まで現役として勤めた長持ちレスラーで、その後も営業職で活躍したが、三沢のマット事故死で第一線を退いた。
この人はまだ健在である。