千葉会:ダウンインフレームスを対戦プレイする

ヴェトナム戦争がサドンデスで若干予定より早めに終了。
久しぶりにWilandorさんがお見えになったので、飛ぶことにしました。Mitsuさん、Yamadaさんと4人戦です。
フリードリッヒ対ハリケーン、フリードリッヒ対スピットファイア1で2戦行いましたが、フリードリッヒの勝利でした。
Me109って、やっぱり名機ですね。単純格闘戦をやっている分には文句なしに強いです。
ただ、この機種の問題は、その設計段階の想定範囲を越えて、ドーヴァー海峡の向こうまで飛んで制空戦闘をして生きて帰れという任務を与えられたことです。そんな使い方をするなら、最初からそういう想定の戦闘機を別に設計しろよと言わざるを得ません。
会場でも話題になりましたが、第一次大戦の騎士道ドッグファイトの英雄でしかないゲーリングに、そうした戦略空軍の設計思想があろうはずもなく。にもかかわらず、そんな人間を空軍の総責任者にせざるを得なかったヒトラー帝国の構造的な問題と言えば、まぁその通りです。
私見ですが、ゲーリングの最大の功績は、ヒトラーと言う成り上がり者をドイツ社交界に紹介したことに尽きるように思います。その功労に報いた結果が、空軍と言う新兵種の総責任者としての元帥という地位だった訳で。ゲーリングの問題については、晩年のヒトラーは気付いていたようですが、時すでに遅しだったわけです。途中で空軍をデーニッツの管轄下に編入してはという話しはあったようで、そうしたら多少はマシだったのではないかと思います。しかし、既に手の打ちようがなかったかも知れません。