ＷＯＷＯＷです。
トリックの劇場版を一挙放送。いや、そんなに我が家のＨＤＤに録画時間の空きがないですから‥(^_^;
とりあえず劇場版の第一作。
売れない手品師、山田奈緒子の所に、村を救う神様の偽物を演じてくれと言う依頼が。
ところが行ってみると、神様を名乗るものが他にも３人もいて、村長に拉致されて他の神様と対決することに。
先ずは、人の思念を実体化できると称する竹中直人と対決。竹中が行方不明になっていた山羊を出現させる。それを、「もともとお前が盗んで隠していたのだろう」と看破。竹中と助手は遁走しますが、翌日に崖下で転落死しているのが見つかります。
続いては、足の裏の千里眼で透視ができると言うベンガルと対決。その手妻を見事に見破って見せます。そして、自分の手品を見せるのですが、村長は最後に残った別の神様が「手先のマジックに注意せよ」と助言してくださっていたと言い、山田を認めません。
その助言した神様が、確率を操ることができるという石橋蓮司。
「ドンと来い超常現象３」の取材に来た上田と、縦書きした文書を横書きで読む暗号を使って連絡を取り（この暗号周りにはいろいろと小技が効いています）、ＦＡＸの原理を応用したトリックで村長の最後のテストをクリア。ここで神様と認められかけたが、なんと最初の依頼人から「わたしたちが頼んだ偽物だ」とバラされて再び窮地に。
そして、本物の神様と名乗る少女と出会う。
この少女が似ているなぁと思ったら、まだ本名時代の成海璃子。ＴＶシリーズでは、少女時代の山田奈緒子をやっていたのですが映画では新規ゲストキャラクターに。オーソドックスな美少女です。
最後は山火事で村が全滅の危機に瀕し、野際陽子（山田里見）が登場して村人を統率して懸命の消火活動に。
ネットの感想に、「良い意味で、いつものＴＶシリーズの延長線」とあったのですが、その通りだと思いました。地球滅亡の危機を救ったり、アフリカや南米にロケに行ったりしない、「いつもの感じ」が良い作品だと思います。
細かい手品や、暗号、ギャグなどがトリックの魅力を形成していますが、そこらへんがいつも通りなのが良いです。
余談ですが、クライマックスの山火事を消し止める地下水の噴出孔は八王子城址でのロケだそうです。「八王子城の戦い」のマップのどこらへんでしょうか？
