奇想天外版です。
時代的には29~30世紀くらいだそうです。
「終わりなき索敵」から見て、さらに600年くらい未来の話しなので、遠未来と言って良いでしょうか。
宇宙船視点の追撃戦ですから、航空宇宙軍史の仲間と言えばそうなのですが、どちらかと言えばブルース・スターリングみたいな感触です。特にイラストがそう思わせるのです。
追撃される側のガネッシュが重量を軽減するために人質を宇宙空間に放出してしまうシーンです。人間を部品的に扱う感じがスターリングっぽい。読後感は、あまり良くありません。再読することはないかと思ったので×でマーキングしました。