「三体Ⅱ」を終わって、ついに再開しました(苦笑)。
案に相違して本巻はリーダビリティが1や2に比べて圧倒的に良く、快適に読み終わりました。
ドミートリーが再登場し、ついに事件が起きます。父親のフヨードルの殺人事件です。ドミートリーが彼に対する殺意を多くの人に語っていたことは証人に事欠かず、彼は殺人の容疑者として拘束され、予審に掛けられることに。
この予審でのドミートリーの弁解の独り善がりなこと夥しいことが本巻の読みどころになっていて、率直に言って読んでいてストレスは溜まりました。
ページをめくりやすいということと、楽しいということは、かくも異次元にあるのかという感じです。