カタンの開拓をプレイするのは久しぶり。日本に最初に入ってきた頃に小田さんがベタ誉めしてからインストしてくれて、ベタ誉めの先入観を越えて面白かったという記憶がある。ただ、その後は、カタン、カタン、またまたカタンというヘヴィーローテーションをする層の出現でいささか食傷してしまい避けるようになった。取引するのにこういう人たちは相場があるらしく、その相場に反する取引をすると意見されるのにはムッとしたものだ。いわゆる「プロ層が発生してしまい、アマとしては入りにくくなってしまった」ゲームの一つだと思う。
それはともかくとして、買ったまま積読だった歴史カタン拡張キットをついにソロプレイしてみた。今回はクフ王のピラミッド。ナイルデルタを模した固定地形でプレイし、通常の開拓とは別にピラミッド建設がある。ピラミッド用地の周辺に開拓小屋を立て、鉄+粘土でブロックを1個ずつ積むことができる。もっともピラミッド建設に貢献している人には+3VP、もっとも貢献していない人には−2VPのカードが渡される。代わりに最長道路ボーナスカードは使用しない。
他に固定地形なのだがナイル河を渡るためには道路ではなく渡しが必要で木+羊で道路と同じ要領で作る。面白いところでは、地形的に木や鉄は流域東岸の特定の場所でしか産出されない。通常と異なり、3開拓小屋スタートで、12VP終了。
今日は3人プレイの想定でソロプレイしたが、3開拓小屋スタートということもあり、かなりスピーディーに展開しサクサク終了した。既に小屋が3つあるところからスタートするため街への拡張の比重が高いこと、鉄の使い道がピラミッド建設にもあることから鉄の重要度が高い気がした。ところがこれが特定の地域に偏在するので、此処が争点となった気がする。
久しぶりのカタンだったが、今にしてプレイしてみると、近年のユーロのゲーマーズゲームと比べるとシンプルな気がした。なかなか楽しかったので他の歴史拡張もやってみよう‥(^o^)