感想

大雑把なゲームだという前評判を十分に聞かされていたためか、そんなに雑だとは思いませんでした。もちろん緻密と言うには程遠いことは間違いありません。
ソロモン諸島の各島への上陸作戦が見え、空軍のローテーションが見える「カートホイール作戦」とは、自ずと異質です。本作では、東は真珠湾、南はオーストラリア、北はトラック諸島までがスコープに入っており、その中で戦略的視野でエリア、ゾーンを争います。それはそれでゲームになっていますし、つまらないということもありません。ただ、補給ルールが基本ルールにないので、いささか奇怪な事態に陥る懸念があるのは否定できません。