2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

空想科学盤上遊戯の世界、足掛け10年目に

GW中にコマンドマガジンの原稿の〆切があるのだが、無事に脱稿。 ファイルを連番管理しているのだが、55回目と言うことになった。年6回なので丸9年を終えて足掛け10年目に突入。 連載開始は、スパルタクスの反乱の2002年3月号から。まず1年く…

ガウスをソロプレイ

ヤポンブランドの一作品。 例によってヤポンブランド品は入手タイミングが筆者には難しくて買い逃してしまった。と言う訳でネストールゲームズ版を、直接、ネストールさんにメールして購入した。 どうして日本作品をスペインから買わなくてはならないのか。…

☆新参者を読む

図書館で何週間も予約待ちして借りた。 読み始めたら二日間で読み終わってしまって、なんとなく損をしたような気もする。 しかし、これは良く書けた本だと思う。一応はミステリーの範疇に入ると思うが、人情味溢れる下町を連作短編で描き出したタウンノヴェ…

茨城会:ギャラクシートラッカーを対戦プレイ

一年半ぶりにプレイしました。 やはり面白いですね。 評判も上々でメンバーを入替えつつ3回に渡ってプレイしました。いつもラウンド1で終ってしまうので、久しぶりに突入したラウンド2ではルールを間違えてしまいました。 正しくは、 アドベンチャーカー…

茨城会:アロザ殺人事件を対戦プレイ

先月は震災影響で中止になった茨城会。 今月は人数は少ないながらも開催されました。 人数が見えなかったこともあり、手軽なものをいくつか持参。その一つに、この新作ゲームがありました。 世評でも言われているようですが、勝っている人はゲームを終わらせ…

英文レビュー:賤ヶ岳戦役

Game Title : Shizugatake CampaignPublisher : Game JournalGame Designer : Tetsuya NakamuraGame Thema : Shizugatake campaign in 1583Game Scale Period : from February to May in 1583Game Components 1 game map 1 counter sheet 1 rulebook You mus…

gameapeのタグから見てみたら

こんな展開もあったそうです。 http://blog.livedoor.jp/kumatanman/archives/1488758.html そうか、滝川軍の京突破と言うのもあるのですね。 同じ方のソロプレイ段階の感想が、わたしの印象に近いです。 http://blog.livedoor.jp/kumatanman/archives/14850…

柴田方に勝ち目はあるのか?

ygさんは、「柴田方に勝ち目はあるのか?」と書いていますが、率直に言ってわかりません。 柴田方は強くて脆い軍隊なので、勝つときには脆さを見せずに強さだけ見せて勝つのではないかと思います。 そして、負けるときには脆さを見せて、ガタガタになって…

柴田方のプロコン

プロ ●野戦能力で勝っている。勝家、佐久間、滝川と並べれば、その優位性は明らかだろう。野戦で敵を捕捉して先制攻撃できれば、第一撃で敵にかなりのダメージを与えられる。 ●勝利条件的に、行動を要求されていない。これがなければ柴田方に勝ち目はないだ…

羽柴方のプロコン

プロ ●行動数で圧倒的に勝っている。dr+2なのだが、つまるところ最低行動数3が約束されているということ。これが大きい。そして、多い時には6〜8も行動できるようになる。結果として、緊急度は低いがやっておいて損がないような行動に手を回す機会が…

千葉会:賤ヶ岳戦役を対戦プレイする

千葉会にてygさんと対戦プレイ。 詳細はこちら‥(^_^; http://tibaclub.blog.shinobi.jp/Entry/240/ と言うのでは芸がないので、いくつかコメントして置こう。

マースイズアウアズをソロプレイする

二人用のショートシナリオをソロプレイしてみた。 1ターンだけの練習用だろう。 逆に練習用にシステムを最小化したために、何を使うのかはっきりしなくなっているように思う。 このバリアントはスコアボードを使わないと書いているのだが、VPをカウントし…

コマンド98号を入手する

正直に言うが、これはガッカリな付録ゲームだ。 以前にも書いたが、筆者は西部戦線にどうしても関心が持てない。パットンにもモンゴメリーにも関心が持てない。さらに、ボンバと言うデザイナーが好きになれない。 今回の付録ゲーム、ダガースラストは、S&…

賤ヶ岳戦役をソロプレイする

早々に対戦できそうになったので、ソロプレイしてみる。 手番に実行できるアクション数をdr(秀吉側は+2修整)して決め、その数だけアクションしたら終了になる。1ターンにできることが限られていて、サクサクと進みそうだ。 それでいて戦略的なシチュ…

1880中国を入手

「ついで買い禁止!」と言うとるだろうが‥(^_^; 久しぶりにオランダのショップを覗いたら、なんとダブルOゲームズの「1880中国」が在庫だった。 ダブルOゲームズは、ヘルムート・オーリーと、レオンハルト・オーグラーの二人の頭文字を取った18系メ…

マース・イズ・アウアズを入手

発売前からタイトルがSFアンテナに引っ掛かっていた注目作品。 ところが、発売瞬殺で入手難になってしまい、どうにもならなかった。 そうしたらテーブルゲームズ・インザワールドさんで紹介されて、 http://www.tgiw.info/2011/03/mars_is_ours.html どわ…

ターゲットリビアのルールを読む

多国籍軍のリビア空爆と聞いて発掘。 そうか、1986年のゲームかぁ。25年経ってもリビアの政治情勢に変化がないと言うのは凄いね。 このゲームが発売になったときには、ページ数はともかく、活字のポイントを落とした圧縮ルールで、これはとても読めん…

戦棋5号を入手

戦棋の5号が登場。 レッドドラゴンライジングのシステムを使った1950年の台湾海峡危機のゲームと言う。 うーん、これはやってみたいアイテムだよね。

アロザ殺人事件をソロプレイする

早速、ソロプレイしてみる。 なるほど、これは可笑しいね。 ビルの上の穴からキューブを投げ入れると、コロコロコトン。お、5階辺りに止まったな‥(^o^) 青の証拠を5階に探しに行きます。 アレッ! ちょっと尺が長い感じがするので、キューブは20個じゃな…

アロザ殺人事件を入手する

ミステリー物と言うので興味を持ったところ、どうやら音でキューブの位置を探知する感覚ゲームだと言う。 ふーん、これなら子供と一緒に遊べるかも‥と思い購入してみた。 なんとなくビルを積み重ねた趣きや、パッケージアートは、スカイランナーを思い出させ…

タイタンをソロプレイする

先日に続いて再びタイタン。 今回も3人プレイを想定してのソロプレイ。 結局、2時間余りで決着。 意識してミノタウロスやウォーベアを取りに言ったのだが、ドラゴンやジャイアントに実ることもなかった。また、別ルートのベヘモスやワイバーンも登場せず。…

英文レビュー:はやぶさ君の冒険

Game Title : Adventure of HayabusaPublisher : One DrawGame Designer : Macoto NakamuraGame Thema : voyage of space explorer ship HayabusaGame Scale Period : 2003-2010Game Components Cards : ion engine cards, trouble cards, action cards, voy…

はやぶさ君の冒険をソロプレイする

3人プレイを想定したシナリオ2「動かぬエンジン」をソロプレイ。 プレイ時間的には60分まででは収まっていないのではないかと言う印象。それを除けば、比較的ルールの簡単な多人数協力カードゲームとして評価できると思う。 プレイが反復的なのは否めな…

はやぶさ君の冒険を入手する

書き忘れ。 しばらく前にアマゾンで売っていたので購入。 「グリモワール」のワンドローさんの出した探査船はやぶさネタのカードゲーム。 意外なことに多人数協力ゲームだと言う。

タイタンをソロプレイする

2月の茨城会で途中までプレイして面白かったので実家から発掘。 3人プレイを想定したソロプレイをやってみた。 大体2時間くらいで完全決着。 進化の度合いはワイバーンとベヘモス辺りまでしか進まなかった。どちらも既に複数が出ていたので、もうちょっと…

○ショウの「永遠の家」を読む

イギリスSFの中堅、ボブ・ショウの「永遠の家」。 「訪問者」とは全然カラーが異なる作品だが、これもなかなか面白い。 基本的にはゴーストストーリーなのだが、そこに幽霊と言うのが新種の素粒子で、素粒子としては格段にサイズが大きいという奇想天外な…

追記

デシジョンゲームズのサイトを確認したところ、8月発行の19号の付録ゲームに予定されているようだ。 バトルオブブリテンは、1940年の7月から10月くらいまでと見なされるが、その真のクライマックスはドイツが恐怖爆撃に切替える前の8月あたりだっ…

個人的注目デザイナーの次回作:バターフィールド

他のデザイナーよりぐんとヴェテランになる。SPIの重要人物の一人。 次回作はWAWで年内に予定されている「もっとも困難な日々」。 バトルオブブリテンのクライマックスの5日間を描くソリテアゲームだそうだ。バトルオブブリテンと言えば、バターフィ…

英文レビュー:徳川家康

Game Title : Tokugawa IeyasuPublisher : BandaiGame Designer : uncreditedGame Thema : Sekigahara campaign around all over NipponGame Scale Period : 1600 Map : The map covers from Kansai to northern Kantou by areas. Units : Basically only wa…

SFマガジン浅倉久志追悼号を読む

浅倉久志さんが亡くなられた。 筆者と同世代のSFファンの多くは、浅倉さんが訳してくれた海外SFの流れに沿ってSFしてきたと言っても過言ではないと思う。 巻末のワークリストは、とても一人の仕事とは思えないほどの膨大な量の翻訳作品が並んでいる。 …