2006-01-01から1年間の記事一覧

東国の覇者を入手

GJの「本能寺への道」などをデザインした池田さんのプライベートブランドから発行されている手軽な戦国時代マルチの「東国の覇者」を入手した。パウチされたA4サイズのマップ2枚、厚紙に貼って切るようにシールに印刷されたカウンターシート、ケント紙…

カルターゲの話し

クロノクーポンの使い道物色中の続き。 カルターゲは、ライズオブローマンリパブリックに続くアンシェントワールドシリーズ第2弾。 このシリーズについては以前に意義を認めつつも適切な規模の戦いがなく難しいのではないかという懸念を書いた。その意味で…

○イグジステンズを読む

此処のところ、ややハズレが多く口直しに短めで信頼できる打率の高い作家の作品ということでプリーストを引っ張り出してきた。 ただ、実はこの作品は映画のノヴェライゼーション。そうと知っていたら、カードの「アビス」で非常に失望させられた記憶があるの…

コメント

「ヴァレンタイン卿の城」は好きな作品。それから最近の最大の注目作品である「氷と炎の歌」が3冊入っているがこれも大好きな作品。このあたりの読んでいる部分がいずれも納得できるのがローカス賞を信頼する理由。 ウルフの新しい太陽の書が2冊、カードの…

ローカス賞のファンタジー長編部門の受賞作

ローカス賞には、途中からファンタジー長編部門と言うのができている。 1980 風の竪琴弾き 1981 ★ヴァレンタイン卿の城 1982 調停者の鉤爪 1983 警視の剣 1984 アヴァロンの霧 1985 ヨブ / ヴァンパイアジャンクション 1986 tr…

感想

読んでいないものも多いのだが、読んだものの範囲では納得性が割りと高いように思う。「神々自身」、「宇宙のランデブー」、「終わりなき戦い」、「ファウンデーションの彼方へ」など懐かしい顔ぶれ。 70年代の女流作家ブームの中で、ル・グインは別格とし…

ローカス賞の受賞作

SF界の賞と言うと、ヒューゴー賞とネビュラ賞が昔からあって有名だが、近年はローカス賞が一番信頼できる気がしている。ローカス賞のSF長編部門の受賞作を調べてみた。 1971 ●リングワールド 1972 ▲天のろくろ 1973 ★神々自身 1974 ★宇…

ゲーム内容

ヒストリカルウォーゲームと、エンパイアビルディングゲームのハイブリッド的な感じらしい。 比較的プレイしやすそうなシナリオ編成なので、本当にパックスロマーナシナリオまで行き着けるかどうかは別としてなんらかの形では稼動しそうなアイテム。

パックスロマーナのプレイブックを見て

クロノさんのクーポンが貯まったので最近の新作古代戦の中でどれか買ってみようかと思って物色中。 評判からすると、パックスロマーナ>カルターゲ>コンカラー・アレクサンダーという順番らしい。 と言うことで、先ずパックスロマーナの中身をチェック。BG…

パンツおむつ履いてるよ

もうしばらく経つのだが娘はオムツをパンツタイプに替えている。 最初は面倒だと思ったのだが、ママがパンツの方が楽だと言うので一時逆戻りしたりもしたが、最近はすっかりパンツタイプが定着。 自発的に立つことはまだないのだが、手を引いてやると踏ん張…

歯磨き大好き

我が家の娘のチャームポイントの一つが、自分で歯を磨くのが好きなところ。ご飯を食べ終わってから黄色いゴムハブラシを渡してあげると嬉しそうに自分で磨き出す。もちろんきちんとは磨けていないのだが、パパやママが歯磨きしている姿を見るのも好きらしく…

キャストパズル:デヴィルを解く

キャストパズル「キュービー」が思わぬヒットで、つい二匹目の泥鰌を狙って。 イギリスのかつての知恵の輪ブームの時の傑作を、今はなき芦が原先生がアレンジしたと言う作品。 いかにも知恵の輪らしい形状。解き味も知恵の輪らしい。外すのも入れるのも一瞬…

GJ同人版:南北戦争の号を発掘

南北戦争マイブームに乗じて発掘。 思えばこの号の付録ゲームをその内やらなくてはと思っていたのはついこの間のようなのだが、2000年1月号だそうで、もうじき7年になろうかというところ。 この号は非常に良くできた号で、南北戦争の通史記事、将軍列…

ワニに乗るを奥さんとプレイ

奥さんの友人の子供へのプレゼント候補としてのプレイ。 オリジナルのサイコロを使うルールはいささか好きになれないのでオリジナルルールで。自分の手番が来たら、1個の動物を土台に乗せる。もし1〜2個の動物を崩したら、それを引き取って終了。3個以上…

カナスタをソロプレイ

少し前にmoon gamerさんでカナスタデックが挙がっていたので思い出したようにカナスタ。 デビッドパーラットの訳書は記述がもう一つ不明確で、プレイに疑義あり。ネットで探したところ赤桐さんのルールが見つかったのでそちらを再読。 ダブルデックでやるラ…

×暗い光年を読む

1964年のオールディスの長編。1970年にハヤカワの銀背で出版された作品。 いわゆるファーストコンタクト物なのだが、そこは重厚な筆致を誇る一方でSF的なヴィジョンという意味ではそれほど斬新さを求めないオールディスなので、独特の雰囲気に仕上…

ウィーザピープルの魅力

1)なんと言っても短時間でプレイできるプレイアビリティの良さ 2)植民地独立戦争という題材にあって、イギリス軍とアメリカ軍に顕著な差異があることがゲームシステムに反映されている。つまり、できることが大きく異なっている。 2A)アメリカ軍は英…

ウィーザピープルの弱点

なにせカードドリブンシステムの最初の作品なので、まだシステムが完全に熟成されておらず、今から見るといろいろと不満な点がある。 特に大きな要素としては、中心となるカード周辺で 1)OCとECが完全に分離している。 2)OCはOCの記載しかなく、…

ウィーザピープルをソロプレイ

「フォーザピープル」のキャンペーン対戦が実現して一区切り。久しぶりにカードドリブンの原点、「ウィーザピープル」をやってみたくなって埃を払った。 結局、1780年の終わり(6ターン)までプレイしたところでイベント終了。判定の結果、アメリカ軍が…

キャストパズル:キュービーを解く

娘の玩具を眺めに行ってきた所、玩具屋さんにキャストパズルの見本が置いてあってやってみた。 このキュービーは最近の新作らしいが動きが面白い。立方体のフレームの中に、ミカンの房のようなピースが入っている。このミカンの房のカーブを利用して90度回…

サクセッサーズ3

AHのサクセッサーズ初版は、ルールの完成度が低く失望の出来栄えだった。ゲームとしての切り出しでもプレイヤーごとにランダムに二人の将軍を与えるというのが、シミュレーションとして何を意図しているのか理解に苦しんだ。その後、2版ルールブックが登…

関が原

なんと積木の関が原。スケールを見る限りではエポック関が原に匹敵するような戦略級。戦国時代の合戦と積木システムはマッチングすると思うのだが、調略による裏切りや、関が原以外の全国的な状況の戦場へ参じた兵力への影響までエポック関が原が網羅してゲ…

チャンドラグプタ

GBOHシリーズ初の古代インド戦専門作品。アレクサンダーの遠征でインド軍は登場したことがあるが、今度はインド対インド。言ってみればAHのマハラジャの個々の戦闘の再現と言ったところか。インド古代戦は知らない世界だが、象、チャリオット、騎兵の…

ブラックベアード

AHでかつて出版されたブラックベアードの全面改訂版。海賊ブームの昨今、オークションでは妙に高騰気味だったので営業政策的には当然の出版か。シミュレーションとしては良いが、ゲームとしては楽しくなかったというのが初版の感想。そもそも海賊稼業をや…

バーバリアン

GBOHのSPQRのモジュール。紀元前315-200のサムニテやガウルとのローマの戦いと言う。共和制ローマの前半の戦いで、言ってみればSORの個々の戦闘の再現に当る。ローマ軍が圧倒的に強い時代ではないので面白いかも知れない。

GMTのP500の新提案

またいろいろと新提案がまとめて出てきた。 気になるところをピックアップしてみてみた。

残された部分

こうして並べると東部戦線についてゲームにすべきものは全て出揃ったかなという印象を受ける。残されているのは1861年のマクドウェルの第一次マナッサス戦役と、1865年のグラントとリーのアポマトックスへと至る最終決着だが、両方ともゲームとして…

GCACWの流れ その2

スカーミッシャー2号を発掘‥(^_^; この中に、2つのモジュールが含まれており東部戦線のミッシングリンクが繋がっていく。 前回の要点の中に挟みこんで行くと ●ストーンウォール・イン・ザ・ヴァレー:1862/3-6 ジャクソンのシェナンドア峡谷キャンペーン。 ●…

×スキズマトリックスを読む

機械主義者対工作者の未来を描いたスターリングのシリーズの長編。 500ページの長さは当時としては大作。 率直に言って、それほど面白いとは思わなかった。短編集「蝉の女王」の方がずっと良かったという気がする。 太陽系の連鎖国家の時代、機械主義者の…

リンゲルランゲルを対戦プレイ

ルールは英文小冊子で3ページほど。多少、不明瞭なところもあるが簡単。 読み終えて分かったところに奥さんの友人一家が遊びにやってきた。子供の食事から大人の食事を経て、お茶の時間を終えたところで試しに1ゲームだけやってみることに。 要はボード上…