2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

実体経済と金融経済

サブプライムに端を発する今回の一連の騒動を見ていて覿面に思うことが一つある。 昔は実体経済があり、それに金融経済が影響されたり、あるいは実体経済の状況を調整するために金融経済をいじったりしていた。実体経済というものが主役であり実像であり、金…

ドル安

世間では円高という言葉が用いられているようだが、誤解を与える言葉だと思う。間違いなくドル安だと思う。 たとえば、円対ドルで見ると一時124円くらいだったものが、112円まで行ってしまい、いまも115円前後をふらふらしている。これだけ見ると円…

マクロ経済を読むトレーニング

7月の頭に試しにやってみたのだが、それから3ヶ月経ったのでアップデートしてみたい。 率直に言ってこの3ヶ月は激震が走ったと思う。初めてやってみていきなり激震に見舞われたわけだが、予想が当っていた部分もあって個人的には少し自分の見る目に自信の…

○クラゲの海に浮かぶ船を読む

北野勇作の1994年の作品。 サイバーパンクと言えばそうだし、マッドサイエンティストものと言えばそれもそうだ。けれども、これは北野勇作ワールドとしか言いようのない世界。 バイクを運転していたら陸クラゲを轢いてしまったというプロローグから物語…

ツァヴァンドールの王笏をソロプレイ

「フェニキア」が話題なので、久しぶりに同系列の「ツァヴァンドール」を出してきてソロプレイ。 二人想定でエルフとドルイドの組合せでやってみた。エルフはエネルギー知識を持っていて、これを進めるとすぐに魔法の粉の定常収入が拡大する。この効果は非常…

プルンプザックをソロプレイ

eduの付録ゲーム。 一種のメモリーゲームだが、ある時点での記憶対象は8枚しかない。また、好きなものをめくることができず、隣のプレイヤーに起点となるカードを指定されてしまう。そのカードを当てられるとカードに書かれた矢印に従って移動し次のカー…

15cm

運動の苦手な我が家の娘だが、しばらく前にPTを受けたときに、先生から「もっと娘さんの能力を信じて追い込んで能力を発揮する場を与えないと」と言われた。確かに娘はつかまり立ちする筋力は既にあり、パパが手を差し出すとしがみついて立ち上がるし、食…

スクイントをソロプレイ

eduの付録ゲームになった「スクイント」。オリジナルを持っているのでeduの方を買うつもりはないのだが、ソロプレイしたことがなかったので試しにやってみた。 お題に対して用意されている様々な線カードを組合せて絵を描くピクショナリーのカード組合…

最近の18xxの負けパターンに思う

マルチなのだから人数相応の回数でしか勝ちが回ってこないとすれば、特別負けが混んでいるという訳でもないと思うのだが、なんとなく負けパターンのようなものがある気がする。 今回の18FLでも、シーボード社の社長として優良企業に育て、その評判の故に…

ノッティンガムを対戦プレイ

ローゼンベルグのカードゲーム。ルールを聞くと難しそうで、一体、どういう指針でプレイすれば良いのか想像できない。しかし、いざ始まってみるとアッケラカンとしたサクサクとプレイできるカードゲームだった。

一之江ゲームクラブ:リーフエンカウターを対戦プレイ

夏の間に一回はやっておかなくてはと「リーフエンカウンター」。 今回は初めての4人プレイ。4人は3人と違って、一巡の間に2人ではなく3人がプレイするため、それだけ珊瑚の強弱関係の転換が激しく、自分の番から次の番までの盤面変動が50%増しになっ…

18FLを対戦プレイ

この日のメインディッシュ。 18FLはマップが狭く、展開のバリエーションに欠けるのではないかという意見が強かったが、今日は初めて見る展開になった。 先ずタルハッセーを買ったTSさんがいきなりFEC親株券を購入、これにより4人プレイだったが4…

一之江ゲームクラブ:マニキを対戦プレイ

メンバー集合までのウォーミングアップに「マニキ」を遊ぶ。 三匹の猛獣を言葉で操る猛獣使いのゲーム‥と言っても実態は典型的な早押しパズル。Vさんと、わたしが7点で同点首位、続いてTSさん。「ニ」を使った鮮やかな手筋が綺麗に決まり流行していた。…

脳を鍛える大人のDSトレーニングを遊ぶ

任天堂の企業分析から端を発して買ったDSだが、取り合えずこのソフトだけ買ってみた。 松島奈々子がTVCMして、従来のゲームソフトのイメージを打ち破ったのが印象的だったが、なるほどいまさらながら自分でやってみてこれは従来のゲーマー層を越えて広…

自分の手の運動を振り返る

自分の小学校時代の手の運動を振り返ると、3つ苦い思い出がある。 1番目は学校で蝶々結びを初めてやったときに、できない側の少数派だったこと。特集記事にもあるが、紐で縛らないクツを履いて育っていて、実際に切実にやる機会がなかった。 2番目は理科…

☆edu7月号を読む

付録ゲームが目当てで購入したのだが、陰山メソッドなどは以前から注目していたので、本誌も興味深い。 この号の特集は「学力が伸びる子は手を使っています」。 我が家の娘は、低筋緊張気味といわれ運動の発達が遅めなのだが、幸いにして手先の器用さだけは…

SGC例会:アルハンブラダイスを対戦プレイ

「アルハンブラ」を題材にしたダイスゲームと言うが、6色の色分けによる得点方式が一緒なだけじゃん‥(^_^; タイル配置ゲームの本編は確かに宮殿を建設しているような印象があったが、これは只のダイスゲーじゃん‥(^_^; ダイスゲーの割には時間が掛かるし…

SGC例会:1号線で行こうを対戦プレイ

メビウス便の初期作品、箱を開けたら自分が訳した超訳版が入っていたりしてビックリ。メビウス便の和訳担当のG藤さんとこの作品をプレイするというのも何かの縁なのだろう。 比較的順調に線路を引いて最初にコールして発車したのだが、後から良い路線にして…

SGC例会:マニマルズを対戦プレイ

eduの付録ゲームを早速やってみた。動物博物知識ゲームのようなところがあり話しの種という程度‥(^_^; カードのお題マークにダブリがあって、逆にお題にないマークがあるのは、折角なのでなんとかして欲しかったところ。単なる誤植だろうか? それとも正…

SGC例会:インペリアルを対戦プレイ

待望のインペリアルをプレイすることができた。 盤上では第一次世界大戦らしき欧州紛争が展開されるのだが、プレイヤーの立場は列強に資金を貸し付ける資本家である。 同じ国に対して複数のプレイヤーが貸し付けると最高融資額のプレイヤーがその国の意思決…

SGC例会:ドロップ工場を対戦プレイ

Atog師匠の持ち込みゲーム。レトロメカニカルなギミックが気になり是非にとプレイさせてもらう。 ただ残念ながらギミックに期待している間が華で、実際にプレイしたときにはイマイチな印象は免れなかった。ギュンターバースのギミックものの共通の欠点か…

マニマルズを入手

と言っても、これもeduの綴じ込み付録ゲーム。 様々な動物たちのカードに、その属性が裏側にマーキングされている。お題が出され、その属性を持つ動物のカードをヨーイドンで一斉に取っていくという早いもの勝ちゲーム。取った枚数からお手付きを相殺した…

○edu10月号を読む

いまどきの小学生は塾で忙しいらしい。学校に行って、塾に行って、そのどちらでも宿題が出るとしたら一体、いつやっているのだろう? それは本当に勉強になる生活なのだろうか?‥という疑問は感じていた。 この号の特集記事を見る限りにおいて、edu誌は極…

☆所有せざる人々を読む

1975年のローカス賞受賞作。当時はローカス賞の権威はまだまだだったので、ヒューゴー/ネビュラのダブルクラウンと言った方が当時の印象として妥当だろう。 ル・グインは、ゲド戦記の3巻があまりに読みにくくて辟易してしまってしばらくぶり。しかし、…

プリモカリキュルノを入手

クニッツアの算数カードゲーム。 と言っても実は小学生ママの子育て応援マガジン「edu」の最新号の綴じ込み付録。 「edu」はしばらく前からドイツゲームの知育系のものを付録でやっているらしくこれが第5弾とか。小学館が自前でクニッツアのゲームを…

バトルテックがリメイクされる

コマンドいちねんせいを見てビックリ! バトルテックがリメイクされて日本に入ってきて、しかもアッという間に売り切れたそうな‥(^_^; http://www.rakuten.co.jp/a-game/1823761/1827813/ 5月にソロプレイしてショートレビューを書いたばかりだが、こんな…

任天堂DSライトを買う

故あって任天堂の分析というのをやったのだが、此処一年での任天堂の株価の上昇は凄い。行き過ぎではないかという気もするが、そこまで期待させる要因はなんと言ってもWIIとDSという実際の新製品の魅力なのだろう。 と言うことでどうしても見てみたくな…

原稿に追われる‥(^_^;

某誌の原稿の〆切り直前‥(^_^; いつもは早めに見通しを立てるのだが、今回は会社の合宿研修が7−8であり、〆切りが10。 今朝、娘と一緒に六時に早起きして書き始め、理解のある娘が一人で遊んでいるときに書き進み、娘が退屈すると遊んでやり、ひとしき…

日記のネタが切れる

会社の合宿研修の都合でゲームなネタが切れてしまう‥(^_^;ウーム

☆愛はさだめ、さだめは死を読む

わたしがSFマガジンを読み始めたとき、ティプトリーはまだ男だった‥(^_^; 5年後に女性であることが明らかになりアメリカSF界では大騒ぎだと言う話しが伝わってきた。今を去ること24年も前のことである。 そんな訳で、最初にティプトリーを読んだ頃は…