2008-01-01から1年間の記事一覧

レッドドラゴンライジングをソロプレイする

クロノノーツに和訳が上がっていたので読んでみて早速だがソロプレイしてみた。 先ずゲームシステムに関する感想から 1)両陣営が1アクションずつを実行して進行していくが、この1アクションというのはエリアインパルス方式の1アクションに相当する。1…

○第30期囲碁名人戦全記録を読む

第30期の挑戦者は当時「中年の星」と呼ばれた小林覚九段だ。趙・小林の時代と平成四天王の時代に挟まれてしまい、その間の世代と言うのはタイトルに恵まれない印象がある。小林覚九段も趙棋聖を倒して棋聖位に就いたのが大きいが、その後はあまりタイトル…

×ハイドゥナン3−4を読む

前半を読み終えてから実に2ヶ月余り。 なんとか終わりまで辿り着いたと言うのが率直な感想だ。 本書の評価は非常に難しいと思うのだが、迷ったが総合的には×にしておいた。 最大の理由は、読みにくさだ。 かつてフレミングはベストセラーを書くコツを尋ねら…

S&T250号:レッドドラゴンライジングを入手

北京オリンピックのタイミングに合わせて、なんと中国が武力侵攻に出てアメリカ同盟諸国と戦うという近未来戦ゲームが付録。 そう言えば、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とか、「NOと言える日本」とかが出版された頃、XTRから「レッド・スカイ・モー…

SGC例会:ライトニング:ミッドウェイを対戦プレイ

ようやく対戦プレイに漕ぎ着けた。 インストしながらアメリカ軍をもって一戦して一時間弱。 ソロプレイでは単純なフォースカードの強さに勝る日本軍が優勢だったが、今回の対戦ではアメリカ軍が4対2で勝利した。日本軍の偵察の不備と指揮統制の乱れを突く…

SGC例会:アクアレットを対戦プレイ

面子のシャッフルがされて3ゲーム目はアクアレットをプレイした。わたしはズーロレットもやったことがなく、このシリーズは初めて。しかし、他の皆さんはズーロレット経験はあるようで、多少、経験による勘の差を感じながらプレイした。 最初にルールを読ん…

ルールの見通しの良さ/悪さ

わたし自身は、もっぱら自分がやりたいゲームを自分が持ち込んで自分がインストしてプレイすることの方が多い。しかし、そうするとやりたいゲームは全部、自分で購入して自分で準備することになってしまうので、経済的負担もさることながら空間的負担が大き…

SGC例会:ルネサンスのゆりかごを対戦プレイ

これも新作のカードゲーム。 moon gamerさんにもレポートが既に挙がっているが、非常に独特のメカニクスが複合的に組み合わされた新規性の高いゲームデザインだ。 正直に言うが、インストを聞いていて今年一番辛かったのは本作だろう。説明の途中でギブアッ…

SGC例会:ウェルス・オブ・ネイションズを対戦プレイ

最近あちらこちらのゲームサークルに登場したゲーマーズゲームのニューフェイス。 ゲーム紹介記事としては既にmoon gamerさんに詳細なものが挙がっているので要点だけ。 1:工業を設立し、そこに必要な資源(多くはエネルギーと食料)を投入して生産物を獲…

アクアレットを入手

最近、ユーロゲームでも重めの作品ばかりやっているせいか、ファミリーでもできるゲームでフレッシュなものがあまりない。 そんなこともあって迷っていたアクアレットを買ってしまった。 コロレットのフレームワークを、水族館のギミックと組み合わせた作品…

バルバロッサからベルリンまでを入手

カードドリブンの総本山になった観のあるGMTから出た第二次欧州大戦全体と言う決定的なテーマのカードドリブン。決定的なテーマの割には、それほど話題になった印象がない。そう言えば第二次太平洋戦争のエンパイアオブザサンも、テーマの割にはそれほど…

○ハリーポッターと謎のプリンスを読む

とうとう最終巻の発売までに周回遅れを解消することはできなかった。 ハリーポッターシリーズは、3巻までと、4巻からでストーリーも雰囲気も大きく変わったと思う。 3巻までは、毎年の学園生活がきちんと営まれ、怪事件は起こるが一年の中で解決され無事…

レイテ湾強襲をソロプレイ

「義経」と「秀吉頂上決戦」の間の24号の付録ゲーム。 本作は比較的オーソドックスなエリアインパルス+カードドリブンゲームと言ってよく、デック構築要素などはない。しかし、強烈なのは、エリアインパルスでは見たことがない陸海空の三軍統合作戦だと言…

義経をソロプレイ

秀吉頂上決戦が面白かったので同じ系列のシステムで面白かった「義経」を引っ張り出してきてプレイ。 久しぶりにやったが面白い。ただし、思い出の美化作用が少し掛かっていたかなと言う感じ。 両者を比較すると、 ●秀吉頂上決戦 マルチカード使用によるコン…

秀吉の大返しの前の鳥取兵糧攻め

山崎の戦いのもっともドラマティックな部分は、本能寺時点で鳥取を兵糧攻めにしている最中だった秀吉の大返しだという気がする。 さらに遡って、なぜ鳥取城は兵糧攻めに敗れ去ったのか‥という話しについて、26号の柿崎氏のシミュレーションゲーム批判序説…

山崎の戦い

信長が決定的な地位を手に入れた桶狭間、家康が決定的な地位を手に入れた関が原に比べると、秀吉が決定的な地位を手に入れた山崎はウォーゲーム的には余りゲーム化されない題材だ。 たとえば、GMTのGBOHの「サムライ」は、桶狭間、関が原に加えて川中…

秀吉頂上決戦:山崎の戦いをソロプレイ

GJ26号の付録ゲーム。 手軽なもので未消化のものをなにかやろうと思い立って急遽のエントリー。 しかし、予想以上に面白く、これをプレイしていなかったのは失敗だったと反省させられた。 デザイナーは日本が誇るふゅーらー中村氏。 ゲームシステムは、…

一之江ゲーム会:ルネサンスの王子たちを対戦プレイ

時間が中途半端に残ったのでルール説明して雰囲気を掴むだけのプレイ。第一ピリオドのみ。 「ブラス」のインストを聞いていてもどかしく思ったが、本作をインストしてみると説明が確かに難しい。 ワレスのゲームの説明が難しい点はなんなのだろうか? 1:ゲ…

一之江ゲーム会:ブラスを対戦プレイ

ワレスの最新の話題作。 かなり乗り遅れたが、ようやく初めてプレイすることができた。 率直な印象だが、なるほど本作は「複雑系」の面目躍如という気がした。インストを聞いた時点では、さっぱり全体像が見えず、序盤はどうしていいのか判らない内に前半戦…

一之江ゲーム会:蒸気の時代:関東を対戦プレイ

一之江ゲーム会は今回は期せずして「ワレス会」ということになった。 最初にプレイしたのは、TSさんが持ち込んでくださったテストプレイ段階の「蒸気の時代:関東」。 何度か日記にも書いているが、わたしは「蒸気の時代」が苦手。とは言え、今回はスター…

ドイツ装甲師団長を入手する

1985年のアドテクノス作品。 SGB−10という商品番号なので比較的初期の作品だったようだ。 当時はそれほど話題にならなかった記憶があり、自分もノーチェックでスルーした。 しかし、実際にプレイした人の評価は概ね良好だ。SGCのYさんも良く遊…

率直な感想

過酷な環境の南米中央部での戦争の実態を学習するヒストリカルシミュレーションとしては、非常に興味深いと思った。 しかし、競技ゲームとしての面白みという点では物足りなく感じた。上述した通り戦闘正面が狭いので機動の妙味などは薄く、誰がやってもなる…

三国同盟戦争をソロプレイする

雑誌の付録ゲームと言うのは入手した時が旬で、そのときにプレイしないと次の号とかが来てしまうと埋もれてしまう。と言うことで中南米が盛り上がっている内に頑張ってやってしまうことにした。クロノさんに和訳が公開されていたのが大変ありがたかった。 本…

ライトニング:ミッドウェイをソロプレイする

これは掘出物だった。3回ほどソロプレイしたが、なるほど面白い。 基本的なメカニズムは、各軍に存在する4枚の目的カードを全て撃破すること。米軍だと、赤城、加賀、飛竜、蒼竜の日本軍の4空母の撃破になる。 自分の手札からフォースカードを場に展開し…

ライトニング:ミッドウェイを入手する

最近、某所で話題沸騰中のデシジョンゲームズのカードゲームシリーズ:ライトニング。 デザイナーは、お馴染みのダン・ヴェルッセン。小箱のカードゲームというところは共通らしいが、システムは一作ごとに違っているという噂で、シリーズと言ってもあまり共…

アップフロントキャンペーン波蘭:シナリオKをソロプレイ

シナリオK:エリート部隊の攻撃になる。 このシナリオは特殊なシナリオで、攻撃側はエリート部隊、防御側は二線級部隊で、エリート側が二回勝利すると終わる。そうするとキャンペーンゲーム上は、一回目の勝利が終わった時点をどう取り扱うのか?‥という疑…

アップフロントキャンペーン波蘭:シナリオHをソロプレイ

シナリオH:装甲部隊前進になる。 前回のシナリオで甚大な被害を受けたポーランド軍の我が分隊は大幅なメンバー入替えとなった。 しかし、幸いなことにこのシナリオでは、ドイツのAFVの砲兵器が早々に故障するなど幸運に恵まれて、被害をほとんど出すこ…

アップフロントキャンペーン波蘭:シナリオAをソロプレイ

ポーランド軍側はキャンペーン記録を取りながらのソロプレイ。 ポーランド軍は、手札5枚、NAの時だけ2枚まで捨札可能。アップフロントでは手札は4〜6枚の範囲なので5枚は標準的。捨札能力も標準的だ。この二つの組合せは、実はイギリス軍で既に存在し…

コメント

以上で全7シナリオは、少し寸が長いかなという気がしなくもない。最後のモドリン要塞はなしにして、ワルシャワ戦で終わる方が良いかなという気もするので、そこらへんは実際にプレイの進行を見て協議削除しても良いかなと思っている。 史実が史実なので当然…

アップフロントキャンペーンのポーランド戦素案をまとめる

退院後の懸案の一つ「アップフロント:キャンペーンゲーム」の実現に向けて、具体的な素案をまとめてみた。 先ずどこの国で対戦するかだが、思い切ってVAIPAの拡張キットを入手したポーランド軍でやってみようかと思っている。実はポーランドは独ソ両軍…