2014-01-01から1年間の記事一覧

英文レビュー:西南戦争

Introductory card-driven game with strategic decision by deck-building concept. Issue game of Wargame Japanese History #13. This game is designed by 「砂漠のキタキツネ」 , pen-name of Masayoshi Imura. The game engine is very common card-dr…

×火星ノンストップを読む

先日の「SFマガジン700海外編」の「ポータルズノンストップ」を読んだら、ジャック・ウィリアムスンを再評価したくなって図書館から借りてきた。 SF作家である山本弘が自分の好きなタイプのSFに日の目を再び当てるために編んだアンソロジー。一通り…

西南戦争をソロプレイする

ウォーゲーム日本史13号です。 知らなかったのですが、デザイナーの「砂漠のキタキツネ」さんは、井村さんなのですね。BGGで初めて知りました。 井村さんと言えば、先日の「GJ南北戦争」が良かったので、ごく個人的に赤丸急上昇中です。と言うことで…

アナコンダプラン

アナコンダプランの重要性が高く、また高確率で成立すると言う点では、数ある南北戦争キャンペーンの中でも本作は特筆に値します。北軍には海軍チットと言う海軍行動専用のチットがあり、しかも自動的に投入されます。 また、北軍が沿岸要塞を艦隊攻撃して奪…

相場観

今回プレイして判ったこととして、北軍のカードは10枚全部引き切れるのが相場のように思いました。逆に南軍のカードは初期手札の2枚以外に追加で引くのは厳しい。今回は北部侵攻を実施したので数枚を取得、結果としてフォレストの補給破壊や、リンカーン…

ニューオーリンズ攻防による混乱

本ゲームではミシシッピ戦域が重要で、この戦域を制圧することで北軍は2点を得ると同時に、ミシシッピ戦域と西部戦域のチットを共通利用できるようになります。 なので、ミシシッピ流域を南下する作戦を採りました。ところが、前述の経緯がありボビーがリッ…

南軍の北部侵攻

1862年夏から始まるゲームなので、南軍は史実の北部侵攻、ワシントン強襲を実施してきました。結論から言えば、どうも無理筋のようです。本ゲームは、補給ルールが厳しく、ターン終了時に補給切れだと、各ユニットが消耗チェックして50%の確率で1ス…

GJ南北戦争を対戦プレイする2

と言うことで最終局面は、グラントとボビーによるアトランタ大争奪戦で決着しました。しかし、そこに至る過程では初見ならではのいろいろな試行錯誤がありました。

目標管理

棋書:■■■■■■■■○○ 詰碁:■■■■■■○○○○ 洋書:■○○

○囲碁が驚くほど強くなる本を読む

韓国の第一人者の一人、曹薫鉉九段のインタビュー本。 韓国棋士の本を読むのは初めてですが、方円書庫で絶賛されていた棋書なので。 http://das53jp.blog38.fc2.com/blog-entry-206.html 筆者の世代は、一番、勉強していた頃に日本が世界一から転落するのを…

GJ南北戦争を対戦プレイする

と言う訳で、千葉会でDRAGOONさんと対戦してきました。 13時半頃の開始で、19時過ぎまでプレイして最終ターンまで終りました。 最終ターンまでプレイしたのは、最終ターンまで勝敗の決着が縺れこんだからです。 進行とは逆になりますが、クライマ…

勘違い

>■72号:第一次世界大戦 >「高梨戦略級にハズレなし」とは誰が言ったセリフか忘れましたが、間違っていないと思います。バンダイの「第二次世界大戦」を入手した時期とかぶってしまい日の目を見ていませんが、そろそろなんとかしたい所です。発掘してみ…

武士の家計簿を見る

「空飛ぶダコタ」と「空飛ぶタイヤ」の「空飛ぶ●●」シリーズに押されて積読になっていた邦画のテレビ放映録画です。 大村益次郎に兵站事務の才能を見出されて海軍主計大監に出世した元加賀藩士、猪山成之を視点人物に、猪山家の5代に渡る算盤侍の暮しを描い…

ブリッツクリーグ41をソロプレイする

記念すべき英語版コマンド創刊号付録ゲームです。 タイ・ボンバの出世作である「フェンタイガースアーバーニング」の系列で、1941年のバルバロッサ作戦を描きます。 ルールを読んだ印象としては、割と面倒な印象です。 ZOCなし、戦力修整が特殊、空へ…

空飛ぶタイヤを見る

錦織効果で、WOWOWを契約したので、期せずして見ることができました。 「株価暴落」に向けてのプロモーションとしての一挙放送です。既に5年前の作品となり、脚本家の前川洋一は本作を出世作として、今では大河ドラマを書いています。当時はテレビでは…

夏じゅうかかろうとも

「夏じゅうかかろうとも」は、誰のセリフでしょう? 3 2 1 答えは、舞台、「奇跡の人」で、父親にヘレンの教育の見通しを尋ねられたサリバン先生が答える前に、斜に構えた長男のジェームスが割り込んで言った台詞です。 これは思わず笑ってしまいましたが…

舞台:奇跡の人を見る

10月9日に幕を開けた2014年版の「奇跡の人」の3日目を見てきました。 予想以上に素晴らしかったです。 木南晴夏のサリバン先生と、高畑充希のヘレン・ケラーと言う配役でしたが、二人の死闘の演技は凄かったですね。 あと白線流し時代にファンだった…

飛べ、ダコタを見る

錦織効果で、WOWWOWを契約したので、期せずして見ることができました。 敗戦の半年後の佐渡に不時着した英軍機を島民が協力して簡易飛行場を作って旅立たせる実話ベースの話しです。 主演が比嘉愛美さんでなければ見なかったかもと言う地味な映画です…

夏ドラマまとめ

「昼顔」が本クール最大の収穫でした。 基本的に同じようなことを延々と繰り返す情念ドラマは嫌いなのですが、これは井上由美子が上手くまとめていました。まるで、中学生の恋愛のような斉藤工と上戸彩と、爆走する吉瀬と北村一輝と言うコントラストが際立っ…

英文レビュー:GJ南北戦争

An almost forgotten excellent Civil War smaller campaign Game: Yankee thunder, Rebel lightning Publisher: Game Journal (2000) Designer: Masayoshi ImuraComponents: Map (2 pieces) 13” x 20” 180 counters 1 play-aid chart 32 cardsThis is an i…

プレイングタイム

今回は2ターンほどソロプレイしてみましたが1時間くらいでした。基本的に1ターン30分くらいですね。チット選択は非常に悩みますが、選択して実行段階に入ると、引いたチットでできることは限られておりサクサク進みます。

水上戦闘

前述したように本ゲームは陸戦主体になりがちな南北戦争キャンペーンゲームの中では、かなり活発に水上戦闘が起こります。 河川要塞、沿岸要塞の戦闘、北軍の海上封鎖、南軍のブロッケードランナーなど一通りの要素が全て登場します。 その意味では、なかな…

イベントカード

本ゲームに付属しているカードは、イベントカードです。プレイヤーは自軍の専用イベントカードから、今回のプレイで使用するものを選択します。16枚あるのですが、その中の10枚を選択します。そして、開始時に手札として2枚を受け取ります。 追加のカー…

南部の崩壊

多くの南北戦争キャンペーンゲームでは、意外に南部の最後の崩壊が進みません。南部が広さを利用してゲリラ戦を展開すると、意外に始末に負えないのです。終わりまでやった訳ではありませんが、本ゲームはそこが良く出来ていて、北軍のVPが増加すると南軍…

西部戦線問題

本ゲームでは西部戦線の重要度が高くなっています。ナッシュビル、メンフィス、ジャクソン、ニューオーリンズとミシシッピ流域部にVP都市が並んでおり、このゾーンを北軍が蹂躙できるかどうかが勝敗の分かれ目になりそうです。 本件については、こちらの記…

東部戦線問題

いわゆるリーの北部侵攻によるワシントン陥落リスクです。 本ゲームでは、南軍のチットに東部が2枚ある上にリーチットもあるので、南軍の攻撃力は非常に大きく、かなり問題になります。北軍としては、ワシントンに兵力を積んで要塞を構築し、その上で戦闘値…

北軍指揮官の人事問題

これは南北戦争キャンペーンゲームの扱う大きな問題の一つです。 本ゲームでは、リンカーンチットによってしか解任ができません。何度会戦に負けようが首にはなりません。部隊が全滅しても戦死せずに味方都市に撤退してしまうので、無能な指揮官は本当に邪魔…

ゲームシステム

カードが付いていることからカードドリブンと思っている方がいるようですが、違います。カードドリブンを普及させた「ハンニバル」は96年。本作は97年なので、タイミング的にもカードドリブンで作っていそうな印象を受けるので誤解が広がったのでしょう…

GJ南北戦争をソロプレイする

課題に挙げていた同人GJの「南北戦争」です。 英文レビューにすることを考えて、少し整理して書いておきます。

☆SFマガジン700海外編を読む

SFマガジン700号記念アンソロジーの海外編です。 珍しく出張先で読む物を切らして購入し、すぐに読みました。 冒頭はクラークとシェクリイです。SFマガジン黎明期からのセレクション。 思うのですが、今読んでも意外に古く感じません。クラークは、遭…