2014-01-01から1年間の記事一覧
フィリップ・ディックの未訳長編がまた一つ。 ネルソンとの共作ですが、読んだ感じではあまりネルソン色はないようです。 芋虫のようなガニメデ星人に征服されて数か月後の地球。唯一抵抗を続けるテネシーの黒人解放同盟のリーダーを巡っての戦いです。 と言…
33号を読んだら、怪奇レスラー総進撃の31号の引用が多く気になってしまった。 で、神保町の三省堂に行ったら、表紙が折れている残在庫が1冊だけあった。本文に支障はなかったので、購入してきた。 それにしても、こうして図鑑化されているのを見ると、…
日本SF全集‥」でのピックアップ本です。豊田有恒としては、2冊目になります。 「改体者」が宇宙SFだったのとは打って変わって、時間パトロール物です。 なんと、インカ、アステカ、マヤの中南米三大文明が題材になっていて驚きます。 タイムパトロール…
プレイアブルで面白いと思います。 ダイスの影響が大きいので、プレイヤーの技量を争うと言うより運命に翻弄されつつベストを尽くすと言う印象でしょうか。 様々な中立国がランダムに登場、しかし途中で一旦制圧されて級船しながら、再び参戦すると言う様子…
提督さんと対戦。 シナリオ1が2時頃に完了したので、小休止してシナリオ2をプレイしました。シナリオ2は、1700年スタートで、事実上、キャンペーンと同じスタートを切り、シナリオ1と同じく1710年の終りまでプレイします。キャンペーンの前半分…
提督さんと初対戦。 シナリオ1を11時くらいにスタート、昼食を挟んで2時頃には最終ターンまでプレイして完了しました。 陣営は当方がロシアです。地図に対して座った位置の都合で決めました‥(^_^; 昨日、書いた通りでロシアは手弱いので困ったものだと思…
対戦直前の復習として、少しだけ並べてやってみました。 手の内が見えてみると、ロシア軍の質の低さを痛感するので、スウェーデンが積極的に押すとロシアは受けきれない印象です。シナリオ1に関しては、史実に反してスウェーデン有利なのではないかなと思っ…
20年ぶりくらいに対戦したのではないかと思いますが、今プレイしても古いと言う印象はありません。 昨日も書きましたが、本ゲームは今でも南北戦争戦略級の金字塔としてプレイする意義のある傑作だと思います。個人的な好みの問題としては、ルールが多い割…
第4ターンスタートシナリオは、東部西部共に両軍の主力が対峙して始まります。 北軍としては、グラントのテネシー軍と、未編成ながら西部で唯一の有力スタックを率いるポープで仕掛けたい所。しかし、東部の北ヴァージニア軍のリスクが大きく、マクレランは…
と言う訳で、ついに対戦プレイすることになりました。 DRAGOONさんが南軍、当方が北軍を担当しました。1862年スタートで第4ターンから開始、10時集合19時解散で、結局第8ターン半ばまでしかプレイできませんでした。 結論から先に言えば、…
棋書:■■■■■■■○○○ 詰碁:■■■■■■○○○○ 洋書:■○○うーん、洋書の宿題に取り掛からねば‥(^_^;
方円書庫でも高く評価されている棋書、全盛時の小林光一講座三部作の最後。 2冊目までは発売当時に読破。しかし、終盤戦を題材とする3巻はどうしても棋譜が込み入って読みにくいので敬遠。この指摘は本書の冒頭にもある。アマチュアの棋譜並べは終りまで並…
先日課題設定したばかりだが、効果が出て来たので。 最初の効果は、最新作である「信玄上洛」をソロプレイしたこと。と言っても序盤をソロプレイした程度なので、機会を見つけて対戦してみたい。ただ、別件(大戦略・南北戦争、パックスバルティカ)があって…
「信玄上洛」の三方原シナリオをやって興味が湧いたのでやってみようかと探してみたら、そもそも未入手だった‥(^_^; 気付いていなかったが、ウォーゲーム日本史では17号の「三河物語」で家康を扱ったばかりで、1年に2回の家康ゲームだったそうだ。そうい…
ポトマック軍司令官の話しになると、指揮官人事関連のルールが問題です。 「大戦略・南北戦争」では、意外に指揮官ルールは甘いです。「プライスオブフリーダム」のように解任するには事由が必要で、昇進のための条件も厳しいゲームから比べると、実に楽です…
大戦略・南北戦争のゲームエンジンは、あまり類例を見ない独特のものです。 両軍は、東部、西部、トランスミシシッピの三地域に対して、優先順位1〜3を付けます。それに応じてダイス判定で具体的なコマンドポイントが支給されます。さらに、最初のターンは…
ビクトリーの「ザ・シビルウォー」です。 今世紀に入ってからプレイするのは初めてです‥(^_^; 近日対戦予定ですが、今回は1862年スタート(第4ターン開始)でという提案があり、初めて1862年シナリオを並べてみました。 東部ではマクレランとリーが…
オリジナルキャンペーンが面白そうだったので、雑誌発表の三方ケ原シナリオを並べてみました。 武田家対徳川家に焦点が絞られていて、オリジナルキャンペーンの40%くらいのプレイ負荷でしょうか。 ユニット数が少ない分、ステージが速く進むので手間の掛…
ルールを読んでみた所、それほど難しくなかったので練習編であるシナリオ1をやってみました。 シナリオ1は、スウェーデンとロシア(ウクライナを含む)に絞ったゲームで、S&Tの「モスクワへ」と同様にカール12世のモスクワ遠征部分だけにフォーカスし…
本年度星雲賞長編部門受賞作品。 図書館に入ったので予約待ちして読んだ。実は小川一水の長編を読むのは初めて‥(^_^; 奇妙なタイトルだが、実は内容そのまま。 そもそもは、空間次元の一つを拘束され、時間と他の空間次元二つを移動可能な生物が、物語の発端…
Shingen-Jouraku Republished on Game Journal #52Components 1 full map 1 counter sheet (252 counters) 1 rulebook 1 shorter scenario is included on the magazineBack ground This game was published by Tsukuda-hobby as a first game of “Sengoku G…
と言う訳で、一念発起して最新作を最新作である内にやってみました。 大将以上に統率力があって、それだけのユニット数を率いて行動でき、対象の行動能力に応じて1ターン中の第nフェイズまで行動できるかが決まる基本エンジンなんですね。 で、信玄や、信…
もう下半期も2ヶ月以上過ぎてしまいましたが‥(^_^; とは言え、課題設定しておくと、バランスの良い消化に効果があるので、やっておくことにしました。洋雑誌は割と近年は消化率が良いので、国内雑誌に絞ってみました。 ■■コマンドマガジン 「ゲティスバーグ…
「モスクワへ!」です。 と言っても、ヒトラーでも、ナポレオンでもありません。 スウェーデンのカール12世です。 この号には「7年欧州戦争」の追加カウンターが付いていると言うので、安い出物があればと思っていたら、クロノノーツさんの中古ゲームに出…
書いたつもりでいたのですが、漏れたのか上書きしてしまったのか。 「日本SF全集‥」でのピックアップ本です。 眉村卓のサラリーマンSFです。 主人公は関西の耐火煉瓦メーカー勤務。どうも眉村卓本人と思しき人物。その人物が、現実から少しずつずれた異…
「日本SF全集‥」でのピックアップ本です。 半村良は、どうした訳か縁がなくてあまり読んでいません。別に嫌いではないのですが。 本書は伝奇小説と言うジャンルを形成することになった初期の半村代表作。 660ページの大作ながら一気に読ませる会心の面…
キレとかコクとか、ビールな話しになっています。 2009年からビールはヒューガルテンホワイトに切り替えました。勤務先の向かいのビルの地下で定番ビールとして置いてあったからです。その後、異動になったので、自宅で通販でカートンで買っていました。…
去年一度話しが浮上して迷ったのですが盛り上がりきらず。 今回、秋に向けての新規ゲーム発掘で浮上しました。元はスウェーデンの3CGのゲームですが、GMTにライセンスしてGMT版が登場しました。GMT版の評判は良く、近年の積木ゲームの中でもトッ…
1700年、デンマークはゴットルプ公領へ侵入、ポーランドは呼応してリガを包囲した。これにロシアも参戦を表明して火蓋は切られた。 後に北のアレクサンドロスと呼ばれるようになるカール12世は、まずデンマークに狙いを付け、イギリス、オランダ艦隊の…
ウォーゲーム界では、それまで見向きもされていなかったテーマが、相次いで出版されると言うことが時々起こる。ナルヴァの戦いもその一例で、突然、WW2のナルヴァが出て、それとは別に大北方戦争のゲームが出た。出版したのはスウェーデンのスリークラウ…