2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

英文レビュー:Shining Path

Game Title : Shining PathPublisher : One Small StepGame Designer : Brian TrainGame Theme : Conflict between Sendero guerilla and Peruvian government in 1980s. Game Components1 game map, 1 counter sheet, rulebook, charts and tables. You als…

レギオンゲームズの新提案から

S&Tプレスをチェックしたので、他もチェックしてみました。 発売速度が遅すぎて全然信用できないレギオンですが、提案だけは活発で面白い。 ヴァンス・フォン・ボリスの東部戦線の新作は、なんとデミヤンスク。日本では、凍結戦線と言うミニゲームになっ…

フーディーニを見る

WOWOWです。 オリジナルは、こちら。 https://en.wikipedia.org/wiki/Houdini_(miniseries) 2時間枠で2夜連続で放映された、TVミニシリーズです。ノーCMのWOWOWでは、90分×2でした。 フーディーニは解説不要かと思いますが、一応、説明す…

南北戦争の転換点1863

クレタ41をチェックしにS&Tプレスに行ってみたら、S&T本誌の予告にも気になるものが。 http://shop.strategyandtacticspress.com/ProductDetails.asp?ProductCode=WW47 ミランダが作る南北戦争の戦略級って初めてではないかと思います。ただし、5年…

待てば海路の日和あり

クレタ島降下作戦の良いゲームが‥とぼやいていたら、天は我を見放しませんでした(嘘)。 WaWの来年の初めに、ミランダのクレタ41の予定があるそうです。 おー、それならAHのクレタを探さなくても、GMTのマーキュリーを探さなくても良くなったじゃ…

探偵の探偵が終る

終わってしまいました。 ハードボイルドが苦手な筆者にとっては、序盤のバイオレンスシーンは少し厳しかったかも。とは言え、リアリティのある探偵手法、意外性のある真犯人、魅力ある主人公像と、かなりレベルの高い所でまとまった良い作品だったと思います…

サイドショウと言うゲームは?

今回、筆者はドイツ側を希望してプレイさせてもらいました。 事前のソロプレイで、イギリス軍の鈍重さは承知していたので、そういう意味では楽な方を選んで狡いかも。 ただ、ドイツにはドイツの苦悩があります。今回プレイした9ターン終了時点で、既にドイ…

サイドショウに見る英国軍の実相

昨日も書いた通り、サイドショウにおける英国側連合軍は、ドイツ軍と比較して大幅に質で見劣りします。 最大の理由は、WW1期間中なので、部隊のほとんどは本国軍ではなく、現地軍と、別植民地(主としてインド軍と南アフリカ軍)であるということです。 …

全体の感想

そんな訳で全体の1/7くらいしかプレイできませんでしたが、それでもタンザニア戦の醍醐味は堪能できました。 この戦争は少数精鋭のドイツ+アスカリ軍と、数は圧倒的ながら秩序に欠けるイギリス側諸勢力の戦いです。 両者の性質の差は、7ターンもプレイ…

千葉会:サイドショウを対戦プレイする

DRAGOONさんと対戦してきました。 感慨深いですね、今になってこれを対戦できるとは思っても見ませんでした。 11時半くらいから19時過ぎまでプレイしました。途中に長いランチタイムもあったので、正味7時間くらいでしょうか。1914年9月か…

ゲートオブウィーン、既に売り切れ?

S&T最新号のゲートオブウィーンが発売になった。 ところが、発売と同時に版元品切れと言う情報を千葉会で聞いてビックリ。 ちなみに、現時間では、下記で入手可能。 http://petitslg.shop-pro.jp/?pid=93662888 第二次ウィーン包囲は、歴史的なエポックで…

☆コロンビア・ゼロを読む

谷甲州の航空宇宙軍史再開。 本屋で見つけて買おうかと思ったが、辛抱して図書館で順番待ち。どうせなら全部文庫に統一して揃えたいから。 いや、さすがの仕事。申し分なく宇宙SFの醍醐味を味わえる。 亡くなられた越田先生と、「航空宇宙軍史はもう出ない…

謝罪の王様を見る

WOWOWです。 クドカン脚本、阿部サダヲ主演と言う、いかにも濃い感じ。 オムニバスになっているのですが、異なるエピソードの登場人物が意外な繋がりを持っていて良く見ないと判りにくい部分も。そこが面白いのですが。 本作の井上真央は、準主演格です…

ASLのグライダー降下ルールを読む

クレタ島で戦うために、グライダー降下ルールを読み始めました。 読んだ感想として、どうもこれは実際に運用した記憶がありません。「ペガサスブリッジ」では、降下する所はなくて、降下展開後から始まったのかしらん? 現物がどこにあるか発見できないので…

荒野のピンカートン探偵団が終る

土曜朝のお楽しみだった「ピンカートンズ」が終りました。 南北戦争直後の中西部アメリカの雰囲気を感じることのできる、個人的には大変興味深いドラマでした。 ミステリーとしても意外に凝っていて、事件は最初の外見通りではないことが常でした。それを1…

クセノポンをソロプレイする

やってみました。 結論から言うと、これは期待を下回りました。 何がいけないかと言うと、サトラピー単位の支配権管理と、それに伴う補充増援管理に掛かる労力が大き過ぎるのがいけません。 そもそもですが、本ゲームの範囲はアナバシスだけではなく、それ以…

弥生軒

なぜか日刊ウォーゲーム情報で地元駅の名物そば(うどん)が話題になっているので、久しぶりに食べてきた。 しばらく前に唐揚げが値上げされたこと、駅徒歩圏に上手いつけ麵屋ができたことなどから足が遠退いて久しい。そもそも地元駅まで帰ってきたら、家で…

シャイニングパスをソロプレイする4

4回目です。筆者的には、ヘヴィーローテーション‥(^o^; ターンエンドに支配している地域数分だけ両軍ともPSLが上昇するルールを正しく適用しました。 しかし、結局は2時間ほどで第6ターンでセンデロ側の勝利に終わりました。 センデロ側ユニットが一旦…

HOB:オペレーションメルクールを入手する

出張の帰りに神保町へ寄り、閉店してしまうという書泉ブックマートに。今となっては少女漫画、ラノベ、ボーイズラブの書店となってしまって、少女漫画以外は入店したくない雰囲気の店になってしまいました‥(^_^; 残念なことです。その意味では、閉店してしま…

訂正カウンター

余談ですが、本ゲームにはカウンターミスがあり、訂正カウンターが後のセダンの号につきました。海外オークション入手時に、ちゃんと付属していて親切だと思ったのですが、セダンの号も別件で入手していたのでダブっています。もしクセノポンの訂正カウンタ…

クセノポンのルールを読む

2000年のベストマガジンゲーム賞受賞作にして、ミランダの星の数ほどあるゲームの中で歴史的に最古の題材(ただし、スターウォーズ的にロングロングタイムアゴーなSFゲーム除く)。 シャルルマーニュシステムと言うことで、「ベリサリウス」や「カーン…

シャイニングパスをソロプレイする3

3回目に挑戦しました。 2時間ほどで決着しました。 両軍が攻撃的にプレイして両者ともPSLが急降下して殺伐とした政情に‥(^_^; で、チャートを見ていて新発見。 ターンエンドに支配している地域数分だけ両軍ともPSLが上昇するのですね。チャートには…

☆火星ダークバラードを読む

上田早百合のデビュー作です。 なのですが、ハルキ文庫版の全面加筆ヴァージョンです。 520ページの大作で、バリバリ正統派のハードボイルドです。 犯人護送中の怪事件で同僚二人が変死体で発見され、犯人は逃亡。自分は同僚の殺害犯と疑われて権力に追わ…

超高速参勤交代を見る

WOWOWです。 タイトルの通りに磐城の小藩が、ご公儀の無理な要請で5日間で江戸に参勤する話しです。 近年、時代劇映画と言うと、「武士の家計簿」のような変化球が多いと思いますが、これは意外に正統派です。ご公儀は参勤せよと言っておきながら、実…

ASLアニュアル89を発掘する

マーレノストラムをプレイするようになって、クレタ降下作戦の重要性に目覚めました。 で、クレタ降下作戦の良いゲームがないかと探したのですが、意外に少ない。AHのクレタ降下作戦、SPIのデシェントオンクレタは、さすがに古典に過ぎるでしょうか。 …

シャイニングパスをソロプレイする2

センデロ側のマーカーが足りないので自作したので、改めてソロプレイ。 2時間ほどで6ターン目で決着しました。 センデロルミノソ側が3個所で同時暴動を起こして圧勝。 ところが、ルールを読み直して見たら、暴動ミッションはアーバンエリアでしか実施でき…

シャイニングパスをソロプレイする

ソロプレイしてみました。 以下の点を事実誤認していました。 >ただ、違う所もあって、自分の政治支援ポイントが99を越えると、越えた分は相手のマイナスになったアルジェリアと異なり、ただ単に無駄になります。ですので、決着が遅いのではないかという…

書泉ブックマート閉鎖に思う

あちらこちらで話題になっていますが、神保町の書泉ブックマートが今月一杯で閉店するそうです。 ウォーゲーム関係がグランデに移ってから久しいですが、書泉でウォーゲームと言えばブックマートでした(個人的には)。 ネットを探すと当時の画像があって懐…

☆クロノス・ジョウンターの伝説を読む

梶尾真治の時間テーマの連作短編集。 もともとは第一部のみが雑誌発表され、書下ろしの第二部と併せて単行本化された。さらに文庫化に当って第三部が書き下ろされた。 梶尾作品の時間テーマの短編と言えば、いずれ劣らぬ名作揃い。本書も期待を裏切らない。 …

チャーリーのベストマガジンゲーム賞

千葉会の掲示板で、ATOのデスライドが話題になっています。 チャーリーのベストマガジンゲーム部門受賞作。気になったので、この賞のリストを調べてみました。1999 Borodino & Friedland (Strategy & Tactics) 2000 Xenophon (Strategy & Tactics) ■ 2001…