2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ゲームシステム

実際にゲームをプレイすると急に視界が開けてくる。基本的なゲーム構造は、囚われの王女様を救出に行くスペースマリーンたちが試練を順に潜り抜けていく全員協力型のスゴロクである。言い換えれば、近年のクニッツアの「指輪物語」と同じような構図のゲーム…

ショートゲームレビュー:プリンセスライアンのスターマリーン

1997年のAHの平箱作品。 AHが崩壊したのは1998年。最後にバタバタと出版されたビターウッズやフォーザピープルなどはAHらしくもなくテストプレイ不十分で登場し、それでも発売してもらえただけでも良しとするかというのが当時のウォーゲーマー…

絵本読みまくり娘

最近、集中力が増したのか以前にも増して娘が大量に絵本を読むようになった。 先日、パパと留守番しているときに読んだ本をどんどん並べてみたらこんなことに。 この頃は高這いするようになったので、読みたい絵本を持って移動することができるようになり、…

○バビロニアウェーブを読む

堀晃さんの1988年の作品。堀さんの唯一の長編にして星雲賞受賞作。 発売当時に単行本ではなかなか学生には買えず文庫化を待っていたのだが、20年待つことになってしまった。 率直に言って「マッカンドルー航宙記」を読んだ時に感じたのと同じことを感…

○ぼく・わたしを読む

これはママが通販で買った絵本。これも最近の話題作の一つらしい。 実物が来て思ったのだが、絵がグロいのでパパは苦手で読んでいなかった。ところが、娘は結構なお気に入りでこれを一生懸命読んでいるし、パパのところに持ってきてこれを読んで欲しいと渡し…

○おそらにはてはあるの?を読む

これもアマゾンの絵本のランキングで、売れているらしいのでミズテンで一緒に買ったもの。 予想していたよりずっとちゃんとした学術書で、オルバースのパラドックスだけをずばり取り上げて説明している。絵は青と黄色で星空ばかりだし、ちょっと絵本としてど…

○あいしているからを読む

アマゾンの絵本のランキングで、最近、売れているらしいので本屋で実物を見ようと思ったのだが、どこへ行っても置いていない。絵本が良く揃っていて新作も的確に並んでいる本屋さんというのはどこが良いのだろうか?大抵の本屋では、文庫とかコミックとか、…

ASLゾンビーパクを入手

新春早々、久しぶりにレトロで621高地をプレイできたので、ASLへの関心が甦ってきた。レトロ化すれば大概のものはできるんじゃないかという気さえしている。 ということで、イロモノだし、やらないかなぁと思っていた「ゾンビーパク」を入手してみた。…

一之江ゲーム会:ショートタイムアウトポストを対戦プレイ

この日の企画は貪欲で、スタートレーダーの後に、なんとアウトポストもやってしまおうという集い。 引き続き、Yさん、TSさんと3人でプレイ。 しばらく前のSGCでも実施したショートタイム版。4人の時は、開発カードを各種2枚ずつと言う人数−2でプレ…

一之江ゲーム会:ショートタイムスタートレーダーを対戦プレイ

Yさん、TSさんと3人でプレイ。 インストに1時間以上掛かってしまうのはこのゲームの最大の難点かも知れない‥(^_^; 3時間制限+1ターンという時間制限でプレイして、9ターンまで進んだ。1時間で3ターンくらい進むのであれば7時間くらいプレイする…

今回の対策

細かいところは置くとして、大きく4つの対策を実施した。 A:ニュース事前情報入手の敷居を大幅に下げた B:一部の強力すぎるビジネスの機会の収益力を若干だが引き下げた C:新しいタイプのビジネスの機会として商品価格を変更できる権利を与えるものを…

ショートタイムスタートレーダーのローカルルールの見直し

一之江ゲーム会での二度目の対戦実現に向けてローカルルールをかなり見直すことにした。 前回のプレイでの問題意識は以下の通り。 1:ビジネスの機会の一部が極めて強力な収益力を持っている 2:1自体は差し支えないのだが、コネクションによる事前情報収…

カフナを対戦プレイ

コンバットコマンダーが思ったより早く終わったが時間もそれほどないので、まだ対戦したことのないカフナを対戦することに。 実は持っていてルールを読んだこともあるのだが、どこが面白いのかソロプレイではピンと来なくてそのままになっていた。実際に対戦…

コンバットコマンダー欧州シナリオ1を対戦プレイ

TSさんがコンバットコマンダー欧州を買って対戦相手を探していると言うので、こちらも買ったものかどうしようか迷ってもいたので是非にとお願いして金曜の夜の新宿で対戦。他のゲームの準備もあって事前にこちらはルールを読む暇が取れず、TSさんにおん…

FFGの新作は???

FFGの新作情報に「マイクロミュータンツ」というのが上がったので見たのだが、これはどう見てもスティーブジャクソンから出ていた「X−BUG」ではないか? 「X−BUG」はプラスチックのコマをカーペットの上に置いて弾いて相手のコマの上にカバーリン…

ショートゲームレビュー:オークス・アット・ゲーツ

1999年のORIGIN賞SFゲーム部門の受賞作。 マイナーメーカーのジョリー・ロジャーから発売され、受賞作となったことでそれなりに売れたためか拡張キット「オークス・レコニング」というのも発売されたと聞く。 「食卓の騎士たち」という副題が付い…

メトロでGOをソロプレイ

二人想定でソロプレイしてみたが、二人だと寸が長い印象があった。一人4色もいらない気もするので3色に減らして顧客カードも2/3くらいにしてしまったらスピーディーになって良いのではないだろうか。ただし、顧客の出方によっては偏った展開になるリス…

メトロでGOを入手

新春福袋で入手。 結果としてチケットトゥライド、ポートベローマーケットに引き続き、細長いピースをマップに並べるゲームばかりが続いてしまった‥(^_^; BGGの情報では、ポートベローマーケットも元の構想ではインドの鉄道を題材にしていたと言う。テイ…

コンティニュオをソロプレイ

教育雑誌「edu」の2006年10月号の付録ゲーム版。 この「コンティニュオ」からeduにドイツゲームの付録が付き始めた。 昔からあるような気がする「コンティニュオ」だが実際にプレイするのは初めて。タイルを置いて、色のマスが連続すると、その…

ポートベローマーケット3戦目

ママは客を引いてピンクを両端に揃えた倍率3倍の通りで着実に先行していく作戦。ピンクの客が4人目までどんどん引かれてしまい相手の都合の良い所に置かれてしまって劣勢に。こちらの重点的な通りは良い客がなかなか来そうにない。 中盤の手所で、そろそろ…

ポートベローマーケット2戦目

今度は出店したところは確実に完成させ得点していこうという展開に。このため、きっちりきっちり部分が完成して盤面が移行していく展開となった。その中でアクショントークンボーナスを2回、非常に良いタイミングで爆発させてその分だけきっちり逃げ切って…

ポートベローマーケット初戦

初戦は多少手さぐり状態。二人とも、二人プレイでは全然マップが埋まりきらないということを途中まで認識していなかった。このため、未完成の通りが続出、特に客コマがかなり残った状態でゲーム終盤を迎え、慌てて決算しにいくエンドゲームとなった。このた…

ポートベローマーケットを奥さんと対戦プレイ

新春マイホーム対決ということで、福袋でやってきたポートベローマーケットをいきなり対戦。 まず感想だが、素晴らしく面白い! 昨年のユーロゲームの成果として「バス」を挙げたが、それに勝るのではないかというくらい個人的には琴線に触れた。 比較的シン…

プレイスペース柏木にてチケットトゥライドを対戦プレイ

すっかり順不同だが621高地が予想外に早めに終わったので「チケットトゥライド」のオリジナル版を二回ほど対戦することができた。丁度、ヨーロッパとスイスを自宅で入手したのだが、この日はオリジナルの北米編。北米編はトンネル工事のランダムさがなく…

感想

ゲームの体を成してはいると思うのだが、3種類のチェックをして事件を解決していく手順がひたすらダイスロールチェックしているだけになってしまうので、それを3人分やっていても盛り上がらないこと夥しく止めてしまった。モチーフに対するゲームシステム…

クスバルセスの影をソロプレイ

と言う訳で「クスバルセスの影」を3人想定でソロプレイしてみた。 考古学者、ジャーナリスト、探検家が欧州、北米、アフリカをスタートに第一段階の事件チットを着々と解決していく。魔神の動きは着実だが遅い、しかし、プレイヤーキャラクターたちの成果の…

ゲームシステム

プレイヤーは一人の人物となり、古物商、ジャーナリスト、探検家などのそれらしい職業の1つを担っている。世界地図のマップの各所に散在している第一段階の事件チットに遭遇し妨害を潜り抜け解決して成果を得ていく。 この解決は1ダイスを振ってチットに記…

ショートゲームレビュー:クスバルセスの影

タクテクス70号の付録ゲーム。 デザイナーは岡本博信さん。岡本さんの作品は、66号のガイアース英雄伝、68号の銀河大戦記に続いて3部作となっていた。当時のタクテクスは、ウォーゲーム号とRPG号が交互だったが、その内のRPG号にいずれも掲載さ…

率直な感想

率直に言って、こんなにSF的な設定の作品とは思わなかった。 また、陰謀の渦巻き方や、バイオレンスなシーンなど、ハリーポッターあたりと比較すると確かに大人向けかなという気もする。 まぁまぁの読みやすさ、まぁまぁの面白さの合格点ファンタジー、か…

○黄金の羅針盤を読む

映画化されて話題のファンタジー三部作の第一部。 フィリップ・プルマンの1995年の作品で、1999年に邦訳が出た。文庫化され、今回、映画化に伴って新装版になっての登場と言うことで、本としては新作とは言えない。だが、このあたりあまり守備範囲で…