2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今年の目標

ささやかながら今年の目標を。 1:今年もコマンド、ゲームジャーナルの二誌の連載を無事に全うする 2:今年もBGGの英文レビューを毎月1点のペースで全うする 3:2のためにも今年はコマンド、ゲームジャーナルの付録ゲームのプレイ率を上げる 4:ゲ…

☆図説満鉄を読む

これはなかなか面白い読み物だった。 満州を語る書籍の多くは、日本の侵略、傀儡政権の設立、収奪などについて陰鬱な口調で語り続けるものだ。そして、一部に、それとは正反対に、満州国の大義を今でも声高に主張するものがある。 いずれにせよそれらは満州…

☆謀略熱河戦線を読む

覇者の戦塵も5冊目。 例によって中公版の合本を読んでいる。 本作はシリーズ中、ここまででベストの出来ではないかと思う。 時間を遡って上海市街戦の続編に当るエピソードになる。 本作の白眉は、なんと言っても熱河作戦だ。昭和8年3月、まだ雪深い満州…

×蒸気駆動の少年を読む

奇想コレクション。ジョン・スラデック。 全体としては、ディッシュ以上に意地の悪い作家だと思った。 内容的には、正に玉石混交。もっとセレクトして量を絞って良かったのでは? ところどころ悪趣味で何処が面白いのか分からない作品が混じっている。 一方…

関ヶ原大作戦をソロプレイする

遅くなったがソロプレイしてみた。 ソロプレイ適性のある関ヶ原というデザイン目的は達成されていると思う。しかし、どこか「キレ」がない。 山札からカードを引いてきて、その指示に従っていずれかの軍勢のスタックを行動させたり、いずれかの武将の戦意を…

どうぶつしょうぎを入手する

水曜日の会で教わったどうぶつしょうぎが、なかなか琴線を捉えたので購入した。 可愛らしいタッチのコンポーネント、意外と侮れない思考ゲームのエッセンスというギャップのあるマッチングが面白い。

スペースハルク第3版を入手

年末に神保町HCに行ったところ、まだ売っていた‥(@o@)/ 店員さんの対応が非常に良かったので、家内の怒る顔を想像して逡巡したものの、最悪は投資案件として転売処理できるアイテムだからと自分にエクスキュースして購入した。 とにかく重い‥(^_^; 会社…

スーパーノヴァを入手

どうも年末年始バタバタしていて、入手したのにアップしていないものがありそうでチェック中‥(^_^; こちらは典型的な3Xゲームの新作。予告されてBGGにエントリーが登場してから、本当に入手できるようになるまで随分とタイムラグがあった作品。 買って…

年末年始の原稿が終る

まったくの個人的な話しだが、コマンド誌とゲームジャーナル誌の両方に連載を持つと、前者が隔月、後者が季刊なので、6月末と12月末の年二回、両方の〆切が重なる周期になっている。 6月末も大変だが、年末年始に重なる12月は、大掃除とか、年賀状とか…

○小林光一囲碁必勝講座:主導権のつかみ方を読む

出版当時は囲碁を一生懸命やっていた頃なのですぐに購入して読んだ。 その後、家のスペース難で放出してしまったのだが、方円書庫あたりを見ても本書は良いという評価なので古本で再購入した。 小林光一が棋聖・名人として君臨していた時代に出版され、多分…

2009年下半期のガッカリゲーム

●1898 リメンバーザメインが面白かったので、より海戦部分を詳細に見ようとアバランチプレスの人気シリーズの米西戦争を入手した。しかし、実際にプレイしてみてガッカリだった。シリーズ全体としては分からないが、本作では一方が戦闘を回避しようとす…

2009年下半期の成果:非ウォーゲーム編

1位:ウィーウィルロックユー 非ウォーゲームでは、音楽ゲームの本作がスマッシュヒットだったと思う。 2位:マジカルアスリート 数年ぶりにプレイして本当に面白かった。しかし、自作が1位という訳にも行かないので2位に。 3位:ウル1830 これは1…

2009年下半期の成果:ウォーゲーム編

下半期の成果をまとめておこうと思う。 今回もウォーゲーム編と、非ウォーゲーム編に分けて。 1位:リメンバーザメイン 1986年のゲームを挙げるのはいかがなものかと思うが、やはりプレイして面白い傑作ゲームだと思った。 上半期の成果であるグエラア…

英文ゲームレビュー:チャイナインシデント

Game Title : China Incident Publisher : Wargamer (3W) This game is published on #37 of Wargamer magazine. Game Designer : Laurel Cochran Laurel is very few woman who designed regular hex-wargame like Helena Rubinstein who designed Westend’…

チャイナインシデントのプレイエイドを作る

チャイナインシデントのルールを読み終えた。 かなりわかりにくい。 いろいろと独創的な概念が含まれている。 1:ユニットのモードが6つも存在する。ノーマル、集中、エントレンチド、エキスポーズド、バンザイ、ブロウンという6種類である。 2:ユニッ…

○第二次オホーツク海戦を読む

覇者の戦塵も4冊目に入った。順調。 オホーツク海戦二部作では、中国北部の馬軍に対する米ソの武器支援ルートであるオホーツク輸送船団の迎撃がポイントになっている。 しかし、敵はソビエト極東艦隊ばかりにあらず。極寒の海も強敵となって、船体小型化+…

コマンド90号を入手する

そうか、日本語版コマンドも90号か。 創刊以来15年と言うのは、雑誌としては立派な数字だと思う。期間中ずっと隔月刊、付録付を維持し続けてきたのも大変な努力だったのではないか。 付録ゲームのラインナップについては、どうしても多様化したウォーゲ…

SGC例会:クロンダイクを対戦プレイする

クリスマスゲーム的に持参、時間が残ったところでストーンさんからリクエストが掛かり出番となった。 ハバのこどもゲーム大賞受賞作だが、ハバのこどもでも楽しく遊べるというポリシーからすると難易度が高すぎると言う理由で受賞作でありながら絶版になった…

SGC例会:タブーを対戦プレイする

ストーンRさんの持ち込み。 1992年のゲーム大賞の候補作品。 パーティー系のワードゲームで非常に広く好評で、様々なバリエーションや拡張も発売されている。 言語依存性が強く、また当時は日本ではまだユーロゲームがブレーク直前だったこともあり、ほ…

SGC例会:ウル1830を対戦プレイする

18xxのサブメカニクスを利用したスプロッターのオリジナルゲーム。 線路を引く代わりに水路を引く。会社の代わりに河川流域の小国を経営する。株式の代わりに土地を持つ。そして、土地に水が灌水できると収入が得られ、その小国の収益の配当が得られる。…

SGC例会:ウィーウィルロックユーを対戦プレイする

先日の金曜日の会で3人で対戦したゲーム。 今回は4人でプレイ。 結局、ストーンRさんと引き分けで終ったが、良いウォームアップゲームだと思う。雰囲気的にも肉体的にも。

千葉会:ドラゴンパスを対戦プレイする

先月に続いてシナリオ3を対戦プレイ。 サイドを入替えたのだが、先月とは異なってスタック秘匿のルールを入れた。 このルールを入れると、最初に狂戦士ハレックの位置が分からないので帝国軍はハレックに無謀な攻撃を仕掛けることになってしまう。今回はそ…

千葉会:アクロスザポトマックを対戦プレイする

ベン・ナイトの南北戦争東部戦線のダブルブラインドゲーム。 初めて対戦プレイしてみたのだが、なるほどねと思ったが、多分もうプレイすることはないだろうと思った。 良い点 ・作戦開始時のダブルブラインドならではの情報過疎の中での意思決定の醍醐味 悪…

ケルトを入手する

ウィーウィルロックユーのついで入手。 こういうついで入手をやめないと空間がいくらあっても足りなくなる。反省‥m(__)m

×キメラ−満州国の肖像を読む

日中戦争に続いて、日中戦争についての本を読んでみた。 満州国の建国の理念や、法制度、組織論などについて詳細な記述が延々と続く書籍だ。 満州国の実体はともかくとして、その理念や法制度などの、どちらかと言えば張子のハリボテの部分を詳細に紹介して…

水曜日の会:どうぶつしょうぎを対戦プレイする

草場師匠から、「将棋の本質を突いたゲーム」と言われて、二人でどうぶつしょうぎをプレイすることに。 なにを大袈裟なと思ったが、やってみると、なるほどこれは面白い。将棋の面白さのエッセンスが入っているように思った。 思わずこれを買って、小学生の…

水曜日の会:42を対戦プレイする

手持ち無沙汰でぶらぶらしていたところを草場師匠に誘われてドミノ牌でやるトリックテイキングをプレイすることに。 マストフォロー、パートナーシップ。 ディールの得点は、1トリック1点、合計が5の牌が5点、合計が10の牌が10点。合計で42点。 各…

水曜日の会:アクワイアを対戦プレイする

手持ち無沙汰でぶらぶらしていたところを月さんに誘われアクワイアをプレイすることに。 幸いにして非常に回転良く設立することができ、設立ボーナスをもらい、また合併精算金を手にすることができた。月さんと二人だけ順調に回転しているので、ほぼ一騎打ち…

○オホーツク海戦を読む

覇者の戦塵も第二分冊に突入。 今回は一転してオホーツクでの海戦になった。 なるほど難しい政治的な設定のもとでの海戦で、このシリーズ特有の陰謀渦巻く感じが独特だ。 意外なことだが、このシリーズの戦闘描写はいずれもウォーゲーマー的にナルホドと思わ…

ゲームジャーナル33号を入手する

まだまだクリスマス前‥(^_^; 今回のGJには、大昔にお世話になった森野さんが登場。あんまり変わってないなぁ‥(^o^) 付録ゲームは、その森野さんの作品である「アウステルリッツの太陽」。NAW系にチットプルを持ち込んだ作品と言うことで、今となっては…