2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧
サムターに続いて登場する南軍レイダーなのだが、実は同名の船がもう1隻後から建造される。此処では61年に就役した最初のナッシュビルの話しだけする。 元々は郵便船だったと言う蒸気外輪船。ニューヨークとチャールストン間を往復していた。チャールスト…
シーデビルズでゲーム開始時に南軍が保有する唯一のレイダー。 元々は商船ハバナ号として建造され、南北戦争開始で南軍に買い取られレイダーに改装された。 キューバ付近からブラジル沿岸へと南進、レイダーのパイオニアとして活躍。62年の1月にスペイン…
シングルサイドとは言えプロット方式のゲームですから、本来ソロプレイには向きません。 そう言ったハンディもあったのですが、意外なほど面白かったです。 前回書いた通りで、北軍側は南軍艦船の制約を睨んでその行動を推測して網を仕掛けます。 ただ、この…
良い意味で☆にしようかどうか迷いました。 盤上の夜で日本SF大賞を受賞した宮内悠介の第2作です。今回も直木賞候補に上がったそうです。 前作のような万人に薦められるエンターテイメントではありません。題材は現代社会。舞台は、南アフリカ、マンハッタ…
突然ですが、S&T191号の付録ゲーム「シーデビルズ」を読みました。 南北戦争の南軍による通商破壊戦の戦略級ゲームです。要するに「レベルレイダース・オン・ハイシー」と同じ題材の先達。発売当時はかなり興味があったのですが、非常に評判が悪くプレ…
海戦の次は、川です。 西部戦線では、ヘンリー要塞での成功を受けて、続いてドネルソン要塞への攻撃が始まりました。北軍水上部隊はドネルソン要塞を通過して背後に回ろうとします。6隻からなる艦隊は、天然の崖を利用した強固なドネルソン要塞を砲撃しなが…
抄訳もできたことだし、久しぶりにやてみることにしました。 カデー時代にやったきりのようです。 2008年にルールを読んだのですが、プレイまではしなかったみたいです。 シナリオは、4A:アラバマ対ハッテラス。 このシナリオは、南軍のレイダースの…
夏だ、海だ、アイアンクラッドだ! と言うことで、抄訳を作ることにしました。自分でソロプレイするのにも欲しいくらいでしたので。 抄訳を作ると頭の中の整理になりますね。 ただ、戦術級の常で、滅多に使わないルールが詳細に記述されていて、主要ルール部…
迷いましたが×に。 梶尾真治の短編集ですが、時空祝祭日と比べるとかなり見劣りします。 表題作にしてから、どうしてこれが表題作なのかなと疑問を感じますし。 ミズムシが突然変異してモンスター化する「魔窟万寿荘」はなかなか面白いです。しかし、これが…
バリントン・ベイリー。ベイリーの長編としては初期に訳出されたもので、なんと久保書店さん。確かSF宝石のブックレビューで見て、これは是非入手しなければと思ったのだが、当時使っていた書店には入荷がなくそのままに。だいぶ経ってからオークションで…
最近、あちらこちらで見かける南北戦争の戦略級海戦ゲームです。 南北戦争の戦略級と聞いては、これは捨て置けません。 折から7月に入って海や川に戦いに行くには良いシーズンですし‥(^o^) 空けてみてビックリしました。もっと海戦海戦したゲームかと思った…
マイブームです(笑) 3回目になったので、少し中長期的な展望を持って毎ターンの作戦を考えられるようになってきました。ノーピースウィズアウトスペインもそうでしたが、こうなってくると面白さが増します。 ただ、今回は途中で大きなルール適用ミスが出…
あちらこちらで販売されるようになり、無事に入手しました。 ミランダ先生の非正規戦テーマとあれば、取り敢えず見てみたいところ。 BGGのコメントを見たら、ミランダのデビュー作「ニカラグア」を髣髴とさせるとありました。うーん、それはちょっと危な…
外れが少なかった上半期でしたが、成果も多かったように思います。 なかなか多様性があって順位を付けにくいのでプレイした日付順に行きましょう。 ●エアキャブ WE時代のバルコスキ先生の現代戦戦術級ゲーム。 プレイアブルで、それでいてヘリコプターと言…
早いもので7月になりました。書いているのは7月1日です‥(^_^; この半年は、実はガッカリするゲームは非常に少なかったと思います。良いことです‥(^o^) そんな中では、 ●S&T102号 モンティのD−DAY ワルシャワライジングの発売当時にプレイして…
長年の積読本消化月間にたまたま入っている‥(^_^; ノーベル賞作家のガルシア・マルケスの長編。 ガルシア・マルケスと言うと、マジックリアリズムの印象が強いが、この時期の作品では新しい試みを一作品ごとにしていて余り幻想性は強くない。 実在の人物、…
長年の積読本消化月間にたまたま入っている‥(^_^; サンリオSF文庫1987年の初版本。 プリーストのアンソロジーは珍しい。しかし、メンバーが凄い。シェクリイ、オールディス、ハリスン、バラード、ディッシュ、ショウ、ワトスン、プリーストと言わずと…
テネシー軍司令官のハワードって誰?と言う疑問を調べてみた。 調べてみると、それなりの有名人だった。セブンパインズの戦いでは旅団長で、この時の負傷で右腕を失った。戦闘レベルで有名なのはゲティスバーグの初日に敗走した2個軍団の一つ第11軍団の司…
プライスオブフリーダムの第7ターン終了時の政治勝利判定が、64年に実施された大統領選挙を示していることは、南北戦争通の方なら理解されている所と思う。 この64年の大統領選挙では、リンカーンは共和党内を手堅い手腕でまとめることに成功した。ここ…
昨日のエントリーで書いた通りミシシッピ州制圧で南軍の戦意を下げられるが、マップの州境界がわかりにくい‥(^_^; ミシシッピ州に当るのは、ヴィックスバーグ、コリンス、ジャクソン、メリディアンの4エリアになる。 そうかコリンスってミシシッピ州なんだ…
前回のソロプレイ、その後の史実の確認を踏まえて、二度目をやってみました。 今回は第7ターン終了時の南軍の政治的勝利による完全決着までプレイしました。所要時間は、セットアップ除きの正味で3時間でした。 いろいろな感想があるのですが、全体として…
最近の話題のユーロゲームの一つ。以前から一度プレイしてみたいと思っていましたが、レニングラードの後に少し時間が残ったので教えてもらいました。 各自2個の登頂隊を持って、手札は6枚から3枚をプレイし、移動と体力回復をしていきます。山を登るには…
ちょっと旬は逃した印象もありますが、無事に対戦消化しました。 WaW誌のミランダの仮想戦です。マンシュタインの第56装甲軍団がバルバロッサ作戦時に一目散にレニングラードに突撃していたらと言う仮想設定です。このため、41年の7月から8月に掛けて…
別件で検索していたら見つけました。 http://www.juniorgeneral.org/naval/mobile%20bay/mobile%20bay.html いかにもホームメイドなイラストが愛らしくて、忙しいけれども、これはちょっと作ってみてやってみたい気がしています。 忘れないように日記に書い…
ヴァン・ドーンが率いていてコリント戦を戦った短期間だけ存在していた編成らしい。 東ルイジアナ軍の方は調べが依然として付かない‥(^_^; 英語で検索しても出てこないようだ‥(^_^;
プライスオブフリーダムの話しの続き。北ヴァージニア軍 言わずと知れた東部戦線の主力軍。 最初の指揮官はボリガード将軍で、第一次ブルランを戦った。 次の指揮官はジョー・ジョンストンで、マクレランを半島戦役で迎え撃ったがセブンパインズで重傷を負っ…
スキャナーダークリーで中村融氏が褒めていたのでオークションでSF宝石を探したら、安く売っていたので入手した。 SF宝石は短命だったが印象的なSF雑誌だった。翻訳SF中心、それもNW中心の当時の先端を行っていた。また、有名なSF新刊チェックリス…
南北戦争の戦略級となれば指揮官人事問題は、どうしても避けて通れない。 人事問題にはいくつかのポイントがあり、実際にはそれらが錯綜しているので難しいのだが、単純化して書いてみよう。 1:北軍では指揮官クラスの人材不足が特に前半は極めて深刻だっ…
プライスオブフリーダムで両軍の保有軍数が2個に限定されているので、気になって調べてみた。 軍と言うのは戦況に応じて編成されたり分割されたり解散されたりする流動的な組織なので、定数が決まっている訳ではない。存在した全ての軍のわかりやすいリスト…
懸案の一つ、南北戦争戦略級の新機軸をやってみました。 うーん、随分とイメージと違いました。 まず、こちらのイメージと言うのは、VGの大戦略南北戦争と、AH/GMTのフォーザピープルから形成されています。 それと比べると大幅に違う印象で、プレイ…