2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

千葉会:徳川家康をプレイ その4

西軍プレイヤーとしては、これ以上は望むべくもない展開となり、まさかのサドンデス勝利となった。 原因は、 1:上杉を第1ターンに引いたこと 2:佐竹を第2ターンに10戦力付きで調略できたこと 3:家康が事前に兵力をまったく動員していなかったこと …

千葉会:徳川家康をプレイ その3

第3ターンには、佐竹50万石の収入も加わり西軍の収入は実に425万石に届いた。 東軍は総力を挙げて第2ターンに上杉、第3ターンには佐竹の調略に動いてくるが、西軍も収入力が上がったので恩賞をたっぷり払って応戦。上杉に60万石、佐竹には上杉を上…

千葉会:徳川家康をプレイ その2

第2ターンの西軍の引きは、田中吉政、堀尾吉晴、藤堂高虎、石川康長。 正直に言って東軍よりの東海道の武将がぞろぞろ出てくると、五月蝿くて叶わない。調略によって田中と堀尾は案の定、東軍へ。 しかし、一方で東軍に上杉を牽制する二大勢力である堀秀治…

千葉会:徳川家康をプレイ その1

千葉会でKFさんとバンダイの徳川家康を対戦。 非常にルールの疑問点の多いゲームで、まず疑問点の協議から。たくさんあるので、リプレイが終ってから改めて書きます。 筆者は西軍を持ってプレイ。 西軍は三成と、その重臣である島、舞、蒲生。そして、前田…

琉球の風を入手

信玄最後の戦いが大きすぎるので小さいのが欲しくなって緊急入手‥(^_^; あれ、信玄最後の戦いとユニットのフォーマットが違う‥(^_^; コマンド版の信玄最後の戦いって、秀吉軍記以降準拠じゃないわけ‥(^_^;? これは予想もできないことだったなぁ。 さて、…

信玄最後の戦いをソロプレイ

早速ながらルールを読んで見てソロプレイしてみた。 ルールを読んでいて感じたのだが、割と「賤ヶ岳戦役」と似たような感じのゲームエンジンと言う気がする。 惜しむらくはキャンペーンゲームオンリーのワンシナリオと言うのは、家庭事情で長時間ソロプレイ…

志士の時代をソロプレイ

2回目のソロプレイ。 近々、マルチで対戦できそうなのでインスト準備のため。前回は戊辰戦争まで行かなかったので行きたかったが、チビッコギャングの娘がやってきて崩壊。 戊辰戦争まで行かないと、一部のキャラクターの最後のビッグVPが機能しない。そ…

×笑い宇宙の旅芸人を読む

上中下の三冊を終わりまで読み終えたが、最後まで面白くならなかった。どちらかと言えば、むしろ最初の方がまだしも読みやすかったかも知れない。 本書は3人の登場人物たちが「笑い」とは何かの分析の旅を延々と続けていくという内容なのだが、本書自体は一…

なつかしの昭和プロレス:NWAアラバマ

アメリカ南東部の地図の最後の空白州は、アラバマと言うことになる。 そう言えば、「アラバマの帝王」のニックネームで来日したレスラーがいたなと思う人は筆者と同世代だろう。ロン・フラーである。 アラバマ州のプロレス団体は、サウスイーストチャンピオ…

NWAジョージア

ジョージアでプロモーター兼レスラーだったのは、レイ・ガンケル。この人は49才のバリバリの現役の時にオックス・ベイカー戦の直後に急死。ベイカーは、自分の殺人パンチが死因だと宣伝に使ったことで知られている。 もっと重要なことは、この急死の結果、…

なつかしの昭和プロレス:アメリカ地図を塗り分けてみる

さて、こうして並べてみると漠然としていたNWAと言う組織の実態が少しずつ明らかになってきた。 アメリカ南東部の地図を見ながら塗り分けてみよう。 ミズーリ州は、ハーリー・レイス。 オクラホマ、アーカンサス、ルイジアナ、ミシシッピは、ワット王国。…

なつかしの昭和プロレス:WCCWテキサス

CWAまで紹介したので、大方の予想通りに次はWCCW。 WCCWと言ってもピンと来ない人でも、鉄の爪王国と言えばわかるに違いない。テキサス州ダラスを中心に興行したエリック一家の組織である。 三大団体以外の独立系の中では有力な組織であったこと…

なつかしの昭和プロレス:CWAテネシー

NWA、AWA、WWFの三団体時代のその他の団体としては、先にビル・ワットのMSWAを紹介した。 もう一つ独立した路線で活路を開いていた組織としてテネシーを中心としたCWAがある。プロモーターとしては、ジェフ・ジャレットの父親のジェリー・ジ…

なつかしの昭和プロレス:NWAノースカロライナ

話しをNWAに戻そう。 NWAは南部を中心に全米に広がる団体と言う認識だった。 しかし、そのような広範な地域を総括する組織が古くからあった訳ではなく、実際にはそれぞれの地域のプロモーターがいて、彼らが緩やかな連合体を作って統一した王座を管理…

なつかしの昭和プロレス:TNA

WCWのWWFからの大量引き抜きの最後になったのが、ジェフ・ジャレットではないかと思う。 筆者が渡米した時点では、ミス・キティをマネージャーにしてIC王座でチャイナと抗争中だった。 思えば、ジャレットが最後の離脱者となったことが、それに対し…

なつかしの昭和プロレス:WCW(つづき)

(承前)中期以降はWWFから積極的に有名レスラーを引き抜く作戦に転換。そのため、末期には、WWFで一代をなしたレスラーが大量に登場する奇妙な光景を見せた。筆者が渡米した99年の秋には、WCWには、ホーガン、ナッシュ、ホール、シドビシャス、…

引き抜きの副作用

WCWによるWWFからの大物引き抜きは、一時的には大いに成功した。実際、筆者がホームステイで行った当時のWWFは、ストーンコールド、トリプルH、ロック、マンカインド、ビッグショウの5人くらいのトップで回しており、前座との間の力の差も歴然と…

なつかしの昭和プロレス:WCW

WWFの全米侵攻に当って意外な抵抗勢力とぶつかって一時撤退をした時期があるのは、プロレス通なら良くご存知のことだろう。 南部のメディア王だったテッド・ターナーは、WWFが南部のプロレス番組を買収してNYのプロレスを全米に押し付けに掛かったこ…

なつかしの昭和プロレス:MSWAのビル・ワット

昭和のアメリカプロレス3団体が3本柱だったと思うが、それ以外にもいろいろな団体があった。 ビル・ワットが中部三州(オクラホマ、ルイジアナ、ミシシッピ)で開催していたMSWAは、後にUWFと改称されてWWFの全米侵攻に対しても頑強に抵抗したこ…

なつかしの昭和プロレス:WWF王者バックランド

筆者にとっては、WWFチャンピオンと言えばバックランドである。少し若い人は圧倒的にホーガンと言うので、そこらへんで年齢がバレてしまう。 当時の三大団体のチャンピオンの中にあっては、バックランドは異色である。レイスやニックと比較して、1:若い…

なつかしの昭和プロレス:AWA王者ニック

筆者の世代ではアメリカ三大団体にAWAは厳然と存在していた。 AWA王者と言えば、なんと言ってもニック・ボックウィンクルである。 若い頃から評価の高いレスラーだったと言うが、AWA戴冠は1975年、41才の時であり、意外に遅い。ミスターAW…

ゲームはゲームシステムではない(つづき)

同じような話しを20年くらい前にも聞いたのを思い出す。 それはRPGについてで、日本では新作RPGが出るとゲームシステム論が論じられる。けれども、RPGで実際に面白いプレイが体験できるかは、シナリオリソースが重要だったりするのだが、シナリオ…

ゲームはゲームシステムではない!

ちなみに、カエサル・インガリアとトラヤヌスは、同じシリーズの同じシステムだが3点と8点。 ベリサリウスとカーンも同じシステムだが8点と3点。 こうして見ると、ゲームはゲームシステムではないんだなぁと痛感する。 日本では、洋物ゲーム雑誌の付録ゲ…

ミランダのゲームの評価を振り返る

ウォーゲーム日本史のアンケートで過去の自分のBGG評価を振り返ると興味深かったので、試みに。 以下は自作リスト、ミランダのゲームによる歴史の歴史順。3: カエサル・イン・ガリア 8: トラヤヌス 8: ベリサリウス 3: カーン 8: オスマン帝国…

NWA王者レイス(つづき)

初来日当時のレイスは線が細く、彼がNWA王者になったと聞いて当時の日本のファンは意外がったと言う。 筆者は全盛期以降しか知らないので、殴られ強く、背筋力が強くて巨漢もブレーンバスターで投げ、ここぞと言う時にしか見せないトップロープからのダイ…

なつかしの昭和プロレス:NWA王者レイス

筆者の世代ではNWA王者と言えば、なんと言ってもハーリー・レイスである。少し若い人たちは、きっとリック・フレアーと言うと思うので、ここらへんで年齢が判ってしまう‥(^_^; レイスの出発点は、アマリロのファンクス一家。最初に来日したのは、196…

ベリサリウス

彼は皇帝ではない。 ユスティニアヌス帝に仕えた将軍であり、寡兵を持って幾多の勝利を挙げた。彼のギボンは、彼を「大スキピオの再来」とまで高く評価した。 対ペルシャ戦での防御戦での才を皇帝に見出されてコンスタンティノポリス防衛司令官に抜擢された…

ユリアヌス

コンスタンティヌス朝の最後の皇帝。 コンスタンティヌス1世の甥兄弟の弟の方に当たる。 コンスタンティヌス1世の後継者には彼の3人の息子が当たることとなり、コンスタンティヌス2世、コンスタンティウス2世、コンスタンス1世の共同統治となった。し…

トラヤヌス

紀元1世紀の五賢帝の一人。 外征を続けローマ帝国の最大版図を実現したことで知られる。 巨大な版図を持つローマ帝国は、その巨大さ故に様々な外敵を抱え、その侵入から帝国の版図を守る戦いを続けなければならなかった。トラヤヌスは、こうした守りの戦い…

帝政ローマのゲームから帝政ローマを勉強する

ポエニ戦争、ガリア戦記、ローマ内戦と言った華々しいテーマが並び立つ共和制ローマ時代に比べて、帝政ローマ時代のウォーゲームは数が少ないし地味なように思う。 1月にいくつか振り返ってみたのだが。 http://d.hatena.ne.jp/bqsfgame/20110110