2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャイアント・バーナード引退に思う

G1決勝を報じるスポーツ新聞の一角に、バーナード引退のニュースがあった。 本名、マシュー・ブルーム。全日本と新日本で活躍したジャイアント・バーナードのことである。 筆者が最初に見掛けたのは、1999年にNYにホームステイに行った時。当時の名…

7年欧州戦争のルールを読み始める

ミランダの「7年戦争」です。もう20年くらい前のS&Tになります。 ミランダの「7年世界戦争」や、GJの「フリードリヒ最大の危機」が面白かったので、発掘してきて読み始めました。 BGGの情報では、2〜4人でプレイできるとのことで、どういうこ…

☆パラークシの思い出を読む

「ハローサマー・グッドバイ」の続編。マイケル・コニイの遺作になるが、生前に完成していたが出版できずオンライン出版。死後に本になった。これほど面白いSFが出版困難だと言うのだから世の中、おかしいと思わざるを得ない。 コニイらしく、青春小説で、…

懐かしの昭和プロレス:あの人は今

闘魂三銃士と四天王の時代をピークに、昭和プロレスブームは一気に失速。 メジャーと呼べる団体は新日本くらいになり、幾多の団体が栄枯盛衰するベンチャービジネス業界になっていった。 結果として、誰が何処にいるのか把握しにくくなり、その混乱は今に続…

ゲティスバーグをソロプレイする

ゲティスバーグと言う名前のゲームは数多くあります。これは、コマンド113号のダニー・ホルトの「ゲティスバーグの戦い」です。 軍団単位で、用意されたコマンドカードを使って毎ターン命令を割り当てるゲームエンジンです。実行段階では、イニシアチブ側…

☆日本SF全集総解説を読む

寡聞にして本書の存在を知らなかった。 SFマガジンに連載になった架空の日本SF全集を総解説している本。レムの「虚数」や「完全なる真空」と似た企画で、「■■総解説」シリーズの体裁を取っている。 本書を読むと、自分が思うままに読んできた日本SFの…

棋風とウォーゲーム風

囲碁に棋風があるように、ウォーゲームにもウォーゲーム風と言うのがあるのではないかと思う。 筆者の囲碁の棋風は以前にも書いたが、力戦を嫌い、そのため模様の碁も嫌う(打込んで取り掛けになるのが嫌い)、局面を細分化して石をしっかり生きた上でヨセ勝…

3つの東インド会社:フランス東インド会社

おぼろな記憶ですが、筆者が中学で習った世界史に、オランダ東インド会社とイギリス東インド会社は出てきましたが、フランス東インド会社は出てこなかったように思います。ウォーゲーム的にも、フランスは陸軍国のイメージが強く、あまり海上交易で繁栄した…

3つの東インド会社:イギリス東インド会社

オランダ東インド会社が大同合流した一つの株式会社なのに対して、イギリス東インド会社は同じ時期に同じ地域で活動した複数の会社の総称です。 当初はオランダと同じくインドネシアやマレーシア方面で活動しましたが、アンボイナ事件でオランダにイギリス商…

オランダ東インド会社

東インド会社の中で最初に活動を開始したのは、オランダの東インド会社です。公的には1602年の発足で、世界初の株式会社とも言われます。東インド会社と言いますが、その権限範囲は喜望峰の東全部ですので、アフリカ東海岸や中東を含み、東南アジアから…

3つの東インド会社:オランダ東インド会社

「獅子が船出する時」のようなマイナー題材のゲームを遊ぶと、史実の勉強をしなければと思うものです‥(^_^; ゲームは世界全体をカバーしていますが、その中でも太平洋ゾーンについては、世界史の教科書で耳にする各国の東インド会社が活躍しました。あまり整…

秋葉会:獅子が船出する時を対戦プレイする

いえ、秋葉会と言う名のゲーム会がある訳ではありません。 諸般の事情があって参加者の都合が逢う日に適当なゲーム会がなかったので、秋葉のイエローサブマリンで対戦してきたものです。 筆者と提督さんは対戦が3回目、DragoonさんとWilando…

人生に必要な知恵はすべて南北戦争のウォーゲームから学んだ

懐かしいですね。 元ネタはこちら。 http://d.hatena.ne.jp/Perry-R/20140731/p4 ディズニーランドは知りませんが、原典はこちらだと思います。 http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E7%9F%A5%E6%81%B5%E3%81%A…

☆空間亀裂を読む

創元のフィリップ・ディックの最新作です。と言っても既に1年前で、図書館で借りて読みました。 昔ならディックの新刊を見たらノータイムで買って、その日の内に読み始めたものです。しかし、サンリオの中期くらいから外れが増えて来て、そこまではしなくな…

獅子が船出する時をソロプレイする

近日、久しぶりに対戦することになりました。 初めての4人プレイで、今まで登場したことのないフランスが登場予定です。 と言うことで、フランスの力量を測る意味で、事前にソロプレイしました。ただ、4人想定は、作業量が大きいので、オランダ、イギリス…

目標管理

詰碁:■■■■■■○○○○ 棋書:■■■■■○○○○○ 洋書:■○○ うーん、そろそろ夏休みの洋書の宿題に取り掛からねば‥(^_^;

碁経衆妙 第一部を読む

とうとう碁経衆妙です。 全部で520題もあるので、170題強ずつに3分割して3冊あつかいにしました。 最初は、生の部と死の部です。一番、詰碁らしい詰碁と言うところでしょうか。 それにしても、囲碁の4大古典を読むようになる日が来るとは、若いころ…

☆ハローサマーグッドバイを読む

サンリオSF文庫版です。 マイケル・コーニーの青春SFの傑作。一時期は評判の割に入手難で異常高騰した本です。川崎テニスクラブ時代に、同じくSFファンのA君が、「いしださんの遺書に、もしもの時はハローサマーグッドバイはA君に譲ると書いておいて…

春を背負ってを見る

「剣岳:点の記」の木村大作監督の第2作だそうです。 本来、木村監督は剣岳一作限りの予定だったそうですが、好評に付き第2作となったそうです。「剣岳」はテレビで見たのですが、迫力のある山岳シーンに、「これは劇場で見るべきだった」と後悔しました。 …

ミレニアムウォーズ:コリアをソロプレイする

やってみました。 どちらにしようか迷いましたが、BGGでコリアがシリーズ中ベストと言うコメントがあったので。 全10ターン中の3ターンほどプレイしましたが、あまり気勢が上がらず途中終了しました。 シリーズルール自体は、懸念に反して問題なく動き…

ミレニアムウォーズの基本システム

普通の作戦級ヘクスウォーゲームです。改めて、そんなことを言うのは、筆者は意外と普通の作戦級へクスゲームをプレイしないから‥(^_^; 特徴的なのは、C4Iレベルにより実行できるインパルス数が異なることです。 C4Iレベル1は、韓国軍とか北朝鮮軍が…

ミレニアムウォーズのルールを読む

ミランダが、ワンスモールステップ社で出していた近未来戦のミニゲームシリーズがミレニアムウォーズです。 近い将来の紛争懸念地域を共通システムで扱うと言う企画。 2003年頃に、イラク、アメリカ、コリア、ウクライナ、カシミールの5地域が登場。全…

私見

今回のプレイでは、ビルバオとバルセロナは敵失で占拠できました。ちゃんと自力で奪取したと言えるのはマドリードだけでしょうか。 この状態になってしまえば、確かに勝勢だと思います。 ただ、敵失がなく、重要都市を前述したように強力スタックで防衛され…

実戦の展開

そんなこんなで、反乱軍が全局的に有利な戦争のはずですが、なかなか勝つのは大変です。特にゲーム開始時には重要都市は全て共和国政府側が保有しており、経済的に共和国政府が優位なのですから‥(^_^; ゲームは全体で14ターンですが、第4ターンに、戦闘結…

独特の戦闘システム

マップはエリア方式で、ユニットに移動力の記載はなく、敵ユニットのあるエリアに入るまでは無制限に移動できます。1ターンが3カ月もあるからです。 また、戦闘は同一エリア戦闘でメイアタックです。ですので、敵エリアに進入して攻撃せずに留まれば、敵を…

茨城会:アリバエスパーニャを対戦プレイする

前週の千葉会のドスデマヨに続きスペインが舞台です。 アリバーエスパーニャについては、こちら。 http://d.hatena.ne.jp/bqsfgame/20130916 まだ、WaWが一桁だった頃の作品です。思えば最新作の、「ブラッディリッジ」は既に37号になります。WaWも…

アリバエスパーニャの抄訳を作成する

急ですが、茨城会での対戦実現のために抄訳を作成しました。 ルールの分量的には、近年のS&Tとしては少なめです。一日仕事でやっつけたので、多少、問題もあるかと思います。対戦後に修整して、クロノノーツに提供しようかと思っています‥(^o^)

夏ドラマ

遅めのスタートの物も始まりました。 事前にチェックしていたものから、 尾崎脚本の「吉原裏同心」は、手堅い佐伯原作で破綻はありません。しかし、主人公の小出恵介がどうもピンと来なくて離脱しました。 大石脚本の「ゼロの真実」は、1回目はどうかと思い…

G1クライマックスをどう予想するか?

7月21日に開幕した。なお、日付が滅茶苦茶だが、今日は7月24日である。 ネット上でも様々な優勝予想が出ているが、以下、私見。 棚橋と言うのは無難だが、AJスタイルズへの王座流出と言う状況にあっては、棚橋の挑戦を来年1・4まで待てないだろう…

○老兵は死なずを読む

最近の護憲発言で、にわかに話題の野中広務氏の回顧録の後半。 前半と比べると、あまり同意しにくい内容が多い。 時期的には、小渕政権誕生から密室の5人組の一人としての森政権誕生、そして小泉政権との戦いと続いていく。 同意しにくい最大の理由は、野中…